チミとぺ日記

北海道在住のある家族のあそびや体験を記録した日記(当ブログではアフィリエイト広告を掲載しています)

メンチカツカレー

今日はお客さんを新千歳空港まで迎えに行くついでに、千歳市内でランチ。
以前に来たことがある、柳ばしに来店
柳ばし
〒066-0042 北海道千歳市東雲町5丁目46番地
0123-22-5951
https://maps.app.goo.gl/nYKsXxCNDySS2Pp56

11:45駐車場は満ぱいだったが一つ空いた
以前に来たときはメンチカツ定食870円に塩辛10円を追加注文。
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メンチカツは揚げたてで外側カリカリ中ホクホクジューシー、ニンジンのみじん切りが入っていたのが印象的。
和がらしと生姜醤油で半分、卓上のソースで半分いただいた。
ごはんは多くはないが、女性は少な目にした方が無難な量。
味噌汁はかつお出汁が利いており辛くはない。

塩辛は予想外に柚子が効いていてウマイが、普通の塩辛を想像している人は意見が分かれるかも。
カウンターでは年配の主人?がテンポよく揚げ物を揚げまくる姿が眺められる。
ホール店員は爽やかで元気よく、気持ち良い。
トイレがキレイ。
外の入り口横に灰皿あり店内禁煙なのがうれしい。

今回は、メンチカツカレーを注文。
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値段は定食と同じ870円。

カレーはそんなに辛くなく、懐かしい感じのカレー。キャベツの千切りもついていてうれしい。

たまーに食べるにはいいかな。
次に来るときは何を食べようかなー

新橋でステーキ

東京出張があり、新橋でランチ。

すてーき亭 新橋店
〒105-0004 東京都港区新橋4丁目10−8
03-3432-3833
https://maps.app.goo.gl/JDDZM6LxjFyRuPRH6

気合いを入れるため?出張前から皆で行こうと言っていた。
ランチタイムは外に行列ができていた。
トップステーキ270g、ライスとスープがついていて、1000円。安いと思う。
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食券を購入、鉄板でアツアツのステーキがほどなく運ばれる。
ミディアムレアのステーキはジューシーでうまかった。
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あまりこんなに肉をガッツリ食べる機会が無いので、味わいながら、お腹いたくならないようによく噛んでいただきました。

さあ、頑張ろう。

初めてのタイイング

函館釣り旅行の時、釣り仲間の家に寄った際に子供にタイイングセット譲っていただいた。「もう使わないからくれてやるよ」と手渡されたのは年期が入ったウッドケースつきのバイスとタイイング小物たち。
一緒にエルクヘアとCDCも入れてくれた。

貰った当時は子供もタイイング自体をよくわかっておらず、それからしばらくたったが、ずっとしまっておいていた。

先日行った川釣りで、子供が川虫を取ってそれで魚が釣れることはわかったはず。
川で魚がライズする場面もよく見ている。
魚をさばくときに胃からアリやバッタが出てくるのを実際に見ているので、魚が昆虫を食べていることもよくわかっているはず。
そろそろ子供もフライフィッシングに興味を持ってもおかしくはない。

しかし、フライフィッシング自体を知らないしフライがどんなものか、あまりよく知らないはず。
まずは近くのフライショップに行って、完成品フライを色々見た方が、イメージがわくだろう。
フックを買うついでに、店内のショーケースに入った色々な種類のフライを一緒に見た。これはバッタかな、セミもあるね、貰った鹿の毛ではこのフライが作れるね。アリもある、カメムシも。
興味を示してきた。

「早く家に帰って巻こう!」
よし。

今日の気温は33℃。
タイイング日よりではない。て言うかめちゃくちゃ暑い。幸い、家のなかは直射日光を避けていてそれほどでもないが、5月にしては記録的。
出掛けないで家にいるのもいいかも。

さっそく、一緒にバイスを箱から出して組み立て、人生初のタイイングにかかる。
一発目は、エルクヘアカディス。定番のフライ。
貰った鹿の毛で作るので、ちょうどいい。

#10のフックをバイスにセットして、スレッドの持ち方や使い方を教える。真剣に聞いている。

飲み込みが早く、第一段階の下巻きは上手にできた。
次ぎはボディにダビング材を巻き付ける。スレッドに少量ずつダビング材を縒り着ける。初めはなかなか難しいが、なんとかできた。
エルクヘアの出番だ。適量を切り取り、内側に生えている柔らかいヘアを取り除き、ヘアスタッカーで先端を揃える。
見たことのない道具に興味津々。いいぞ。

ここからが難所。エルクヘアを左手で押さえながらフックの上部に巻き付ける。これを上手に出きるようになるには数十本巻かないといけないし、少し不格好でも大丈夫と、とりあえずやらせてみた。
案の定、少しずれてしまったが、予想よりうまくいった。さすが器用だ。初めてにしてはうまく行った方だ。
ヘッドをカットして、ハーフヒッチでフィニッシュ。完成だ。

初めてのフライは、釣れそうなフライだ。これはいい。ガガンボにも見えるし、カディスとして美味しそうに見えるし。
要領がわかると、自分一人でやってみたくなる。
頑張れ。
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ボディの色を変えたり、ボディハックルを巻いたり、数本作った。
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一番上手にできたのはこれで…洗面所の水に浮かべて試してみたり。
早く釣りに行こう!

そうだね、今年は楽しみが一つ増えた。
どこでデビューしようかな。
その前に、フライフィッシングの基本であるキャスティングとその仕組みを教えなければ。
キャスティング、といっても遠くに飛ばすわけではないので、変な癖が出てスパルタにならないよう、やさしく教えられますように。

2019初キャンプ

2019年の初キャンプは、例年になく暖かな5月中旬に計画された。
予報では最高26℃、最低でも10℃くらいと、十分テントで過ごせそうだ。
さて、どこへ行こうか。

そろそろ、川釣りをしたいという意見があがった。昨年、子供が大きなニジマスを釣った川はどうだろうか。キャンプ場も近いし温泉もある。札幌からは1:30程度。
よし、土日でも行ける。
早速、道具の確認。三人ぶんのウエーダー、釣竿(今回は餌釣りなので手竿)テント、寝ぶくろ、テーブルチェア・・BBQもしたいねと、炭とコンロも持っていこう。
妻が前日に、肉やさんで美味しい肉を調達してくれた。
宮崎肉店
〒064-0924 北海道札幌市中央区南24条西9丁目1−5
https://maps.app.goo.gl/B54ZuESxg5ppziJv5

念のため、道糸を更新して、ガン玉とフック、ティペットも抜かりなく準備。
我が家の餌釣り仕掛けは、3m程度の手竿(のべ竿)に、道糸は2号のナイロン、先に40cmほど、4X(1~0.8号)のフロロカーボンティペットを連結し、フライフックを結ぶ。
エサはミミズとブドウムシ、子供が現地で調達するクロカワムシやカゲロウのニンフだ。
時期や場所によって、エサの食い付きの良さは変わるが、現地調達が一番だ。

春なので、川釣りは朝早い必要はないだろう。7時過ぎに出発。
朝ごはんは、妻が前日に買ってきてくれた、サンドリアのサンドイッチ。
サンドイッチ工房サンドリア
〒064-0808 北海道札幌市中央区南8条西9丁目758−14
011-512-5993
https://maps.app.goo.gl/4Yr6isu4SbmfxR7X6
車内でいただくにはちょうどいい。

向かうのは札幌から1:30程度で到着するお気に入りの川。昨年いい思いをした場所に行ってみると、まだ雪代が落ち着いていないようで、濁りは無いが水量が多く、子供連れでは危険と判断し、別の川を探した。
もう春ゼミが鳴いている。早いなぁ、などと季節の移ろいを家族で共有できることは、すてきなことだとしみじみ思った。
さいわい、近距離にほどよい沢を発見し、釣りをしてみることに。
準備をして沢へ降りると、カエルの卵を発見!
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子供はクラスのいきもの係のリーダーを努めていて、目標は「みんないきものをすきになってこわがらないようにせっすることができるようにみりょくを広める」のだそう。あんた何者?いきもの係として極めて的確で明確な目標だ。小3にしては、高めの設定。すばらしい。
クラスではすでにザリガニを飼っているが、前述の目標を達成するためにはに必要なのだという。
カエルは総じて女子が嫌がるのだとか。
しかし卵から育てれば、オタマジャクシ、カエルになっても、成長過程を見られて、最終的には女の子も怖がらないのでは、という考えとのこと。
そういうことなら、協力しよう。明日、帰るときに少し頂いていこう。

さて、釣りだ。
沢はうす濁りで、ポイントは少ない。
溜まりを見つけては釣糸を垂れるが、反応はない。
一時間くらい沢を上り、倒木のある溜まりに狙いを付けた。
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深いところには居るだろう。ガン玉を少し増やして沈めてみると
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いた。キューちゃん。2.7mの手竿は小気味良く曲がり、楽しませてくれる。
この倒木の下では同じ場所で何匹も釣れる。順番に、みんなで数匹ずつ楽しみ、この場所を「木下さんち」と命名
しかし、ウグイしか釣れないな。
もう少し上流を目指すと、合流部にあたり、護岸擁壁が崩れていて子供連れでは進めなくなった。
上はここまでか。
お昼を過ぎ、お腹もすいたので車に戻ることに。

車に戻り、食糧を補給して今度は下流へ向かう。
初めての沢なので、どうなることやら。ちょっとした冒険だ。
しかし、なかなかいいポイントがなく、けっこう歩くことに。
私はどうにかウグイ以外の魚を釣らせてやりたいと、躍起になり、先をズンズン急いだ。
でも子供はそんなことは露知らず、川虫取りに夢中でなかなかついてこない。(遅いなぁ)と内心苛立ってしまう悪い癖が出る。ここは子供の興味に合わせて好きなことを好きなだけやらせてあげるべきだった。反省。
結局、急かして釣れそうなポイントを目指した。
いかにもなポイントに到着。
子供はすでに川虫を現地調達。
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クロカワムシを使った。一投目。
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小型だがニジマスが釣れた。一同、ホッとする。
本当は川辺で焚き火をして頂きたかったが、お昼も過ぎているしこの一匹だけということでBBQで食べることにした。
続いて妻がチャレンジ。すると
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エゾハナカジカが釣れた。しかも二回連続。
すばしっこくてかわいいやつだ。リリース。

そこから下流にしばらく進み、行程が険しくなったので上がることにした。時間は14時過ぎ。ちょうどいい。
キャンプ場へ向かった。
ここはサギの巣が近くにあり、温泉も徒歩で行ける、三年前に発見したお気に入りのキャンプ場だ。
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この奥の森にたくさんのサギの巣が。
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みんなでテントを設営し、サッカーをしながら、火起こしだ。
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この時期、温泉は19時までとのことなので、お昼ご飯は軽くしていて、16時台からBBQを開始した。
今までのキャンプでは、最速の夕飯だ。
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明るい。太陽光を浴びながらのビールは最高だ。
しかも家ではできない(子供が臭いをいやがる)ホルモンも気にせず食べられる。
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19時前に温泉に入り、歯を磨いて早めに就寝した。いつもなら、夜中や朝方にサギがギャーギャーと怪獣のように叫びまくるのだが、今日は風が強いせいか、あまりきにならない。
比較的よく眠れた。

翌朝は、7時頃起床し、ゆっくりと朝食をとり、みんなでテントを片付けて、9時頃にはキャンプ場を出発。道路上で轢かれてお亡くなりになったアオダイショウを子供が尻尾をつかんで道路脇の草むらに避けたりしながら帰り道にある違う川を目指した。

おっと、カエルの卵も忘れずに採集した。

違う川では、ヤマベやウグイ、虹鱒が釣れた。
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夏にまた遊んでねと、魚たちに別れを告げて、お昼過ぎに釣り終了。
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お腹がすいたので、帰り道になにかないかな~、ラーメン、行ってみよう。
本家なかむら
〒061-3776 北海道石狩郡当別町太美町1499−47
0133-26-2039
https://maps.app.goo.gl/wtBRQHPJBhWcYrm56

気温は26℃、暑いけど、牛テールラーメン、あっさりしょうゆ、こってり塩、ギョーザを注文。
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焼肉屋兼ラーメン屋という感じで、牛テールは出汁が出ていて肉もホロホロ、こってり塩はニンニクが利いていて、んーこってり。あっさりしょうゆは、こってりに比べればあっさりだが、味は濃い。ギョーザは、行者にんにくが利いている感じで元気でそう。
ちょっと頼みすぎた感があったが、腹ペコだったので割りと平らげた。
汗だくで、でも満足感で、家路についた。

夕方はやいうちに家につき、片付けをして、あっという間に過ぎる日曜日の夕方は、いつもより少し余裕をもって夜の闇につつまれていくように感じた。

これからのキャンプは、明るいうちに夕食を。年相応の時間の使い方をしよう。
もちろん、子供の遊びに十分付き合ってあげられることを第一条件に。

日本酒

雪の茅舎 美酒の設計 純米吟醸
(株)齋彌酒造店(秋田県
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日本名門酒会を離れて、定番のお気に入りを。
雪の茅舎との出会いは、お気に入りの居酒屋で、先輩が教えてくれた。
バランスの良いお酒。
中でも「美酒の設計」は春にお目にかかれる楽しみの一つ。

甘さや華やかさは際立っていないが、香りが極めて心地よくしっとりと米のうまさがしみわたる。どんなつまみにも邪魔をせず、際立たせるというか、良い意味で飲んでいるのを忘れる。いつまでも飲めるということだ。

設計思想にこの感想がマッチしているかは不明だが、来年も飲むだろう。

※評論家でもないし、資格もないのであくまでも個人の感想です。

モエレ沼公園の休日

GWの最終日。
10連休を余すことなく遊びまくる。

四国に行っている間に、北海道の春は過ぎ去ってしまったようで、早春の新緑、満開の桜を見逃してしまった。
北海道で一番好きな季節を感じずに居られない。

しかし、いい加減疲れも溜まっている。遊びすぎない程度に、子供が飽きない程度に・・
モエレ沼公園に行こうか。サッカーボールと自転車もって。
OK。
お昼ご飯は妻がおにぎりとコロッケをささっと詰めて、自転車を車に積んで、出発だ。

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風が強く、山に上ったら飛ばされそうになった。
お菓子を食べたり、サッカーをしたり、自転車をおもいっきりこいだり。
タンポポと、葉が出てきた遅めのサクラ。

ギリギリ春を感じられたかな。

屈斜路湖の釣り

2019年、10連休のGWは前半の四国釣り旅行を終え、後半は家族と離れ、釣り仲間と屈斜路湖ニジマス釣りに出掛けた。

flyfisher417.hatenablog.com


四国からの帰りのフェリーは5/3の夜に小樽に着き、札幌に着いてから満載だった車の荷物を片付けて、今度は屈斜路湖用のフローターとフライフィッシングの道具を積み込む。
準備完了。

5:30に札幌市内の釣り仲間を迎えに行き、昼前に屈斜路湖に到着予定。うっかり二度寝して30分遅れで出発した。

屈斜路湖は約10年前に函館の釣り仲間とよく通った。当時はフローターではなく立ち込みでニジマスを狙っていた。
フライフィッシングを始めた頃で、色々とレクチャーを受けながら、なかなか釣れない中で一心不乱に暗くなるまで、ターンオーバーだけを意識して不器用なキャストを繰返してはストリーマーを引っ張った。
真っ暗になってから、ギンピカのニジマスを一本かけることができた。40cm位だったと思う。
嬉しかった。魚体の美しさに魅了された。

フローターを持って行くようになり、50オーバーが何本も釣れたこともあった。汎用性の高いマラブーのストリーマーもここで完成した。
茶色のずんぐりしたシルエットのフライは、ゴダッペと言われるウキゴリに色と大きさ、シルエットが
たまたま合っていた。当時、地元に勤めていた先輩が教えてくれた。
先輩は現在は屈斜路湖畔でフライショップを営んでおり、屈斜路湖の魚の補食対象である昆虫や小魚を採取し、時季に合ったフライを作り、研究している。
フライフィッシングの本質、魚がいま何を食べているのか、それにマッチしたフライで魚を釣る。
理想的なフライフィッシング
しかし普通の人は叶わない。経験と時期的なパターン等から「似たようなもの」をいくつかストックし、当たりパターンを見つける。
本来は逆。
魚はいま何を食べているのか、それに合ったフライを用意して、その虫(あるいは魚等)が出ている時季(時間帯)に、狙って釣る。

でも現実はそんなに贅沢に時間を取れないので、限られた日程で、限られた手持ちのフライで挑むことになる。釣れればもちろんうれしいが、ストイックに本質に迫ってみたい。

さて、順調に弟子屈町に着き、フライショップ チニタに寄った。最近、ワカサギが産卵のためインレットに寄っているとのこと。ヤゴやガガンボの幼虫も水中で補食されているとのこと。
ワカサギとヤゴ?のフライを2つずつ購入した。
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午後から先攻していた仲間と合流し、フローターを準備して夕方まで釣ることに。
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天気は最高、気温も高く25℃くらいありそう。でも水は冷たく、ネオプレンでも痺れてくる。風がなく水も透き通っており、厳しい状況だったが運良く、ニジマスをキャッチすることができた。
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サビの入ったオスだった。コンディションはこれからと言うところだろうか、それでもパワフルで、なかなか寄って来なかった。うれしい一尾だった。
仲間もアメマスをキャッチ。
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だがこれで今日は上がることとなった。
夕焼けがきれいだった。
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今回は、川湯のホテルパークウェイに宿を取った。
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すぐ背後には硫黄山。素泊一泊5千円だった。
温泉に入り、フクハラで買った夕食で軽く宴を楽しみ、翌朝の釣りに期待して早めに就寝した。

翌朝も快晴、暖かいというよりは暑い。無風で、コンディションは厳しめ。
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今回は景色の写真だけ。
仲間がサクラを一本かけた、それっきりだった。

お昼に上がって、弟子屈町の釧路圏摩周観光文化センター内のレストラン摩周でランチを食べて、帰路へついた。
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今回は令和の一発め、誕生日を跨ぐ釣行だったが、家族の理解もあり、天気も良く、大きい魚も釣れて、大満足と言える釣り旅だった。

今年は子供にフライを経験させようと思う。
本質も大事だが、まずは楽しんでもらいたい。そう、楽しむことが第一だ。

そうそう、お土産を家族に買っていった。昔からあるよね。
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まんじゅうというよりは、お焼きみたいで美味しいんだけどね。結局食べてるのは私のみ。
今度はお土産は、ペナントにしようかな。


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四国釣り旅行7

四国釣り旅行も後半に入り、松山でのタイ釣りを終えて、香川県高松市へやって来た。
到着は1930を回っている。

とりあえずうどん、店を検索して向かうが、行列。
20時から開店の有名店だった。
お腹もすいたし、適当に居酒屋に入る。
大失敗だった。店員は一人も日本人が居ない。
サービスの欠片もない。
とりあえずうどんを注文、ビールと鶏肉を少しだけつまみ、後味悪く店を後にしてホテルに戻った。
疲れたので特になにもせず、明日こそはおいしいうどんに出会えますようにと就寝した。

香川県は言わずと知れたうどん県。
旅の目的の一つである、本場のうどんを食べに行こう。
イメージは、うどんが入ったどんぶりを手渡されて自分で出汁をそそぐような、そこにちくわなどの天ぷらを乗っけて、さらっと頂く感じ。
やはり製麺所を攻めるべきだろう。
松下製麺
〒760-0008 香川県高松市中野町2−2
087-831-6279
https://maps.app.goo.gl/bGaTuwLoYUh3DpRg7

朝早くから営業しており地元民にも愛されているとの事。8時ころ向かった。
さすがGW、行列ができていた。
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でも回転が早く、すぐ入れた。
システムは、うどんをなん玉か、温かいのか冷たいのか、トッピングを追加、お金を払い、うどんが入ったどんぶりを受けとる。温かいのは、湯がいて温めてから、冷たいのはそのまま。
出汁は自分で注ぎ、薬味、トッピングの天ぷらも自分で乗せる。
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天ぷらは、ちくわやごぼう、アジフライ?いろいろな種類があるが、全部同じ値段。好きなのを選ぶ。
ちくわ天ぷらにした。トッピングは温玉。
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思ったよりコシが無いように感じるが、温かいうどんだったからのようで、冷たいのはコシがある。
なんと言っても出汁がうまし。
麺は舌触りよく、あっという間に完食。みんな満足で、混雑した店内を足早に抜け出し次の目的地へ。

今日は今回の旅でやっとスッキリ晴れて、気温も26℃とのこと。
しかし、旅も終盤、今晩23:50のフェリーで北海道へ戻るため、四国から京都舞鶴まで約280km走らなければならない。
時間があるかぎりどこかで釣りをしよう。
でも頼まれたお土産も買わなければならないし、地元の甘味処も気になる物がある。
お昼ご飯もうどんにしたい。
調べながら動くことにした。

釣りをするには、高松漁港が良さそうだ。行ってみよう。国道から漁港の構内に入ったとき、
「プスン、プスプス・・(ハイブリッドのモーターに切り替わる)プスン。」
ん?車さんよ。どうした?なんか変。
路肩に寄せて停車。
エンストしてる。エンジンをかけるがセルが空回り・・。燃料の目盛りはまだひと目盛り残っている。ガソリンはある。ガス欠ではないとすると、極めて深刻な症状か?

ヤバイ。

とりあえず、状態を見てもらわねばと、ロードサービスに電話してレッカーを要請。
念のため、ガス欠かもしれないのでガソリンも持ってきてもらうようお願いした。
電話しながら考えた。もし重症で修理が必要だとしたらどうやって北海道まで帰ろうか?ていうか香川県で修理して、治ったら北海道まで運ぶといくらかかるのか?舞鶴までどうやって向かうのか?
てか、このGWに営業している修理工場あるのか?レッカー呼んだけど運び先がなかなか無い。
ディーラーは全て休み。検索した町の修理工場もことごとく休み。全国チェーンのカー用品店にも電話してみたら、やっとつながり、修理が必要な場合は引き受けてもらえることになった。

レッカーを待つ間、妻と子供は目指していた防波堤のほうへ様子を見に行って時間をつぶし、ばぁちゃんは港の市場のほうへ散歩に行った。

こんなときは、冷静にまず家族のことを考えなければならなかったし、子供を不安にさせないことが大事だったと、後で反省。
旅先でのトラブルに、テンパってしまった。

レッカーは30分程で到着。
元気で愛想のいい、テンション高めのお兄さんが駆けつけてくれた。出掛けていた家族も戻ってきた。
状況を説明し、セルは回ることを確認すると、恐らくガス欠ではどの事。
まずはガソリンを入れよう。

「たぶん、大丈夫だと思いますよ!行きますよ!」
エンジンをかける。
「キュキュ、ブゥン~」
かかった!!!やったー!!

ホント、助かった。
レッカーのお兄さんが救世主に見えた。ありがとう。
嬉しさのあまり、なにかお礼をと、ばあちゃんが持っていたお菓子の中からタニタのキビダンゴを手渡すと、北海道の珍しいものだし、子供がいるので喜ぶと受け取ってくれた。
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ハプニングですっかり釣りの時間がなくなり、でも少しだけやっていこうと、港で釣りをしたが、何も釣れなかった。
お腹がすいたので、うどん屋さんを目指したが、なんと臨時休業。ツイてない。

じゃあ甘味処へ行ってみよう。
名物かまど 高松郷東店
〒761-8031 香川県高松市郷東町17−7
087-881-6665
https://maps.app.goo.gl/5PRJtKTc4gqL4nWn9
ここでは、かまどという饅頭を購入。
「名物かまど. 厳選した手亡豆を使った黄味餡を、 卵溶きの生地で包み、塩を炊くかまどの形に焼き上げた、讃岐を代表するお菓子」(かまどHPより)

お次は
松風庵 かねすえ
〒760-0013 香川県高松市扇町1丁目24−36
0120-288-883
https://maps.app.goo.gl/PhFrxrbWwRk4oz4x5

さぬきわらび餅が有名。
実はわらび餅が好きだ。妻が旅のお供にと探してくれた。

そろそろ、お腹もすいてきた。
しかし、頼まれたお土産のうち、小豆島オリーブのグラッセと「うどん一番」といううどんをゲットしなければならない。柑橘類も買ってない。
どうするか。
栗林公園(りつりんこうえん)に土産品店があり、近くにうどんやさんもあると、妻が調べてくれて、向かうことに。
子供も空腹の限界が来ているのでまずはうどんやさんへ・・ここも行列。もう14時なんですが・・。GW恐るべし。

公園の土産品店に行く途中で、ハローズというスーパーを発見。吸い込まれた。
文旦が安い。お土産用に購入。ばあちゃんはなぜか茄子を買った。安かったとのこと。

栗林公園へ。駐車場は満杯なので、妻とばあちゃんが買い物に行き、車は周辺で待つことに。
オリーブのグラッセは見つかったが、うどん一番は無かった。
見つからないうどん一番を求めて、次ぎは高松駅前のマリタイムプラザの中の土産品店を目指した。
お腹は限界が近づいていてみんなだんだんイライラが・・うどん一番、出てきておくれ。
でもやはり出てこなかった。
同じメーカーの物がある。妻がすかさずネットで原材料を比較。同じだ、店員さんにも聞いてみたが、メーカーが同じなら同じつゆを使ってると思いますよとのこと、うどん一番は諦めて、同じメーカーのうどんを購入。お土産ミッションは完了した。
お昼ご飯だ!駅前の古くから営業してる素朴なうどんやさんへ!
ああ、閉まってる。もう15時、しょうがないか。

ローカルなうどんやさんに行きたかったが、次回の楽しみにしよう、と言い聞かせて、仕方なくプラザ内のうどんやさんで食べることに。
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それなりに、美味しかった。
ごちそうさま。
これで四国ともお別れだ。

舞鶴までは高速でおそらく5時間はかかる。
今は15:30過ぎ。
21時くらいに着いたとしても、フェリー出港まで釣りをするには時間が短く、満足に遊べない。
今日はハプニングもあり、お土産巡りばかりで子供にはかなりつまらなかったと思う。
夜釣りが楽しみの一つであったが、時間的に難しいことを告げると、子供から以外な返答が。
「少ししか釣りができないならやらない方がいいよ、今回の釣りで、タイを釣ったのを〆にしたいし、舞鶴についたらなにか美味しいもの食べようよ」大人な回答。
なんだか、そう答えるのが正解のような空気を出してしまっていたかな。んー反省か。

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瀬戸大橋を渡り、四国を離れた。
橋から眺めた瀬戸内海はキラキラと輝き中小の島が浮かぶ、印象的な景色だった。
まだまだ見所はたくさんありそうで、また来たいと思った。釣り所もまた、たくさんありそうだし。

瀬戸中央自動車道~山陽自動車道~播坦連絡道路~北近畿豊岡自動車道経由で向かうことに。
いつどこで渋滞に巻き込まれるかわからない。
早めにサービスエリアでトイレ休憩。
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アイスクリン
なんだか懐かしい味だが、何の味に似ているかというと・・んーなんだろう。

途中、本州の渋滞を経験した。一定速度で走らない文化、その要因となっているトンネルときつい縦断勾配、車そのものの多さ、北海道の高速道路とは違う事が体験できた。

ひたすら走る。
休み休み走る。
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舞鶴に21時頃には到着しそう。
何を食べようか、話し合いの結果、焼肉になった。海鮮が続いていたから、みんな肉を欲していたようだ。
焼肉 心
〒625-0036 京都府舞鶴市浜734
0773-64-7181
https://maps.app.goo.gl/7AnVsaJtoHEzv8VN9

ナビに従って走ると途中、災害で通行止めのルートを案内されたり、やたらと電飾のきらびやかな大阪ナンバーの車に遭遇したり、なんやかんやで無事に焼肉屋に到着した。
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サービスもよく、サイドメニューも美味しくて、もちろん肉もホルモンも、ウマイ。
食後に新しいおしぼりと輪切りのレモンが出された。手についた臭いをレモンが消臭してくれるとのこと。うれしいサービスだ。

お腹一杯で、フェリー乗り場へ向かう途中、行きの道中で口内炎の薬を買ったドラッグストアーに寄って、買おうと思っていたカップ冷やしうどんを購入。
フェリーに乗り込んだ。
舞鶴発のフェリーは、小樽発と違い、出港一時間前に乗船できるとのこと。予想より早めに乗り込むことができた。
これからまた22時間の船旅。まずは寝ましょう。

これで旅行も終わりだねーと、気ままに時間をつぶし、明るいうちに風呂に入って、ビールを飲んだり、横になって体力を回復させながら、船旅の時間が過ぎていく。
小樽には少し早めの20:15頃入港とのこと。
夕食をレストランで済ませて、見慣れた積丹半島付近で夕焼けを眺めて旅の終わりを実感した。
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家に帰るまでが遠足。我が家の合言葉。
いつもより慎重に運転し、ばぁちゃんを送り届けてから家に無事到着。お疲れ様。
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総走行距離 1,277.5km。
走ったな。よく考えると、札幌で満タンクにしてから一回も給油せずに香川県まで行ったことになる。その時点で880kmくらいは走っていた。燃費を考えると、ガス欠は逆算で予見できたな・・。

車に満載の荷物を降ろし、洗濯物やお土産、釣り道具、その他もろもろ片付ける。
お土産は、並べてみると盛観だ。
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我が家が一番だね~という言葉は、出てこなかったと思う。いい旅だった。
寝床が常に変化し寝不足はつきまとうが、美味しいもの、見たことのない景色、初体験、楽しかった。

うどんリベンジと妻も一緒にタイ釣りをする。
次の四国の目標ができた。

四国釣り旅行 おわり

四国釣り旅行6

松山でウマイものを堪能して、いよいよ明日はタイラバで真鯛を釣りに行く。
この旅のメインイベントといって良い。
令和元年初日に真鯛が釣れたらめでたいね。
子供がポツリとうまいこと言う。本当に楽しみだ。

タイラバ という釣り方は、土曜夕方の釣り番組で見たことがあった。また、タイはいないけど北海道でも釣具屋にはタイラバの仕掛けが売っていて、ソイ釣りなどにニーズがあるようだ。
目玉の付いた重り(ヘッド)にシリコンやゴムのネクタイやスカートをヒラヒラと付けてその中にフックが2つ、いわゆるルアー釣りのような仕掛けだ。
出発前に、船長にどんなものを用意したら良いか電話で聞いて、釣具屋で子供と一緒に三種類選んで揃えた。ひとつ千円程度で、安くはないが、タイを釣るためだ。

仕掛けは揃ったが、船釣り用のロッドとリールは無い。子供が入会しているDAIWAヤングフィッシンググラブ(DYFC)で、レンタルすることができるが、あいにくこの日は貸出予約がいっぱいで借りられない。船で2千円で貸出しているので、一本借りることにした。DAIWAでレンタルできたとしても送料が1500円かかるのでまぁいいか。
船釣りの釣りかたも分からないし、もし波があり、子供が落ちたら大変なので(とても上手に泳げるけど)私は竿を出さずサポートに徹することとした。
あとはクーラーボックス。大きいのは無いので実家の父親に借りた。念のため、酔い止めのトラベルミンも妻が用意してくれた。
用意万端。

その日の朝はやって来た。
前の晩は「はしまや」で、けっこう酒も飲んだし運転疲れもあったが、遠足の前の日のように、あまり眠れなかった。言うまでもなく子供はぐっすり。
よし。

5:30起床、
いつもは寝起きの悪い子供も今回はさすがに動きと聞き分けがいい。順調に予定通り6時にホテルを出ることが出来た。
外はどんより、でも雨は降ってない。風もない。
よし。

コンビニで朝ごはんと昼ごはんを買って、港へ。待ち合わせ場所には数名の釣り師たちがたむろっていた。まずは氷を買わなきゃ。すぐ近くの釣具屋で板氷は120円。店のおばあさんが、「釣れるといいね」と見送ってくれた。
釣り師たちのところへ戻ったが、ニライカナイの船がない・・?とりあえず、カッパを着たり、準備をする。
そろそろ出港予定の7時、すると一隻の船が港に入ってきた。
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ニライカナイ」と書いてある、来た!
子供も興奮。
船長が降りてきて、まずは挨拶をして、子供から北海道のお土産(鮭とばサッポロクラシック(北海道限定ビール))を船長に手渡して、「よろしくお願いします」。車の置場所を指示され、車を移動させている間に、船上の釣り座のじゃんけんが行われたらしく、子供連れの我々は右舷後方に決められていた。
荷物を船に積み込む。とにかく初めてなので勝手が分からないが、船長は気を遣っていろいろ教えてくれる。
子供のライフジャケットも、あれこれ選んでくれて、リールの使い方、釣り方、船上での体勢の取り方など、丁寧に教えてくれた。
7:15 期待と不安を胸に、船は出る。
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波、うねりはほとんどなく、ベタ凪ぎ。風もない。空はどんよりしているが、雨は落ちてこない。
船は沖のポイントに向かってスピードを上げて突っ走る。しぶきが時折かかる。少し寒い。子供に大丈夫かと聞くと、半分寝ていた。大丈夫だ。
霧が濃く、周りがよく見えないが、小さい島が点在しているようだ。
朝ごはんのサンドイッチや鉄火巻をつまみながら10分ほど走り、最初のポイントに到着。
船長が水深と魚探の反応をマイクでアナウンスし、仕掛けを投入。
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底まで落として、着底したら、一秒に一回転リールを巻くスピードで、10~15m巻き上げる。アタリがあってもアワセないで巻き続けるとのこと。
最初は、赤いヘッドにオレンジ系のネクタイとスカートで挑戦。
常連さんたちは動きが洗練されている。
周りを見ながら、見よう見まねで落としては巻くを繰り返す。
全体にアタリがなく反応がよくないと船長が判断すると「上げてくださーい」次のポイントに移動するため、みんな一気に巻き上げる。遅れては迷惑になるので、ここは手伝う。
それ以外はすべて子供に任せた。
波もうねりもなく穏やかなので、少し揺れたときだけ体を支える程度で、放っておいても大丈夫だ。

いくつかポイントを移動して回るが、誰も釣れない時間がつづく。
初めてなので着底の感覚もよくわからず、おまつりすることも数回、アタリがあってもアタリなのかも分からないが、ひたすら落としては巻く。
水深は深いところで150m、平均80mくらい。仕掛けも100g近くあり、大人用の釣竿とリールなので、一時間くらい続けると、子供も腕の力が辛くなってきて、釣れないし、テンションも下がる。

すると最先端の釣り座の常連さんがヒットした様子。
子供が見に行った。クチグロという魚だったようだ。タイじゃなかった。でも魚が釣れたことで、少しやる気が出てきた。
程なく、他のお客さんたちにもヒット、タイが釣れ始めた。初めて見る生きたタイは赤く輝いていて、とても羨ましく思えた。
最初はスゲー!と見に行っていた子供も、周りは釣れるのにうちだけ釣れないと、少し腐り始めた。

お昼を回り、おなかがすいたようで、おにぎりを食べて落ち着いた。船のトイレにも行ってみた。必ず座って用を足すこと、揺れる船ではその通りだ。
午後になって、常連さんたちはポツポツと40cmくらいのタイを上げる。しかしこちらは一向に釣れないしアタリもなく、時間だけが過ぎる。船上で何も釣れていないのはうちだけのようだ。
船長が見かねて「いま、黒のスカートが当たってるからこれ使って」と、一つ手渡してくれた。
よし、これでがんばろう!
・・・しかし釣れない。
腐りかけていた子供を勇気づけようといろいろ話しかけるが、ちょっとヤバイ感じになってきた。
ポイントの移動中に、船長が、「ネクタイ取った方がいいよ」とアドバイス、言われた通りネクタイを外し、ヘッドを変えてみようと子供に提案し、黒いスカートはそのままに、黄色いヘッドに結び直して、次のポイントに到着。
子供が、「一番に落とすよ」と船長の合図をスタンバイ。気合い入ってる。
合図と同時に素早く仕掛けを投入。
13時過ぎで、お昼ご飯も中途半端だったので私は座ってパンをかじった。
朝から何度も繰り返した着底しては巻く。子供のその後ろ姿を何となく眺めていると、ん?竿先が海面に刺さっている。
ん?
無言で巻き続けるがドラグがかかってラインが出て空回りしていた!

ついに来たか!

私は慌てて、子供に駆け寄り竿を落とさないように、サポート!
ドラグが鳴りラインがグングン出る。強い。重い。
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(写真は船長のブログより)
「腕が~!」「がんばれー!」力の限り巻き続ける子供。ラインは容赦なくでて、竿も重い。全然上がってこない。
船長も頑張ってと励ましながら、タモをスタンバイ。バレるなよ・・タイであってくれ・・!祈りながら徐々に上がってきた。
あと10m、海面に白い魚影が!デカイ!背中は・・赤い!!タイだ!!!
船長がすばやくランディング!やったー!!!
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人生初タイで、この大物!
船長も「おめでとう!よく頑張ったね、50は超えてるよ!」
夢なんじゃないかと思うくらい、出来すぎた展開に二人とも興奮した。
船長も写真を撮ってくれた。
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写真を撮り終えると、船長が神経締めをしてくれた。目の横の鼻から針金を刺して、
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脊髄を一気にとおすと、鮮やかだった赤色がみるみる白っぽくなっていく。
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それから血抜きをして、体長を計測。
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なんと53cm!自己新記録、文句なしのトロフィーサイズ。オメデトウ!

それから、いくつかポイントを回り、二時間ほど頑張ったが、この一匹のみであとは続かなかった。
時間になり船は港へ突っ走り、行きと同様、時折波しぶきを受けたが、大物が釣れた安心感からか、「修行だね」などとキャッキャと楽しんでいたら、常連さんがしぶきのかからない場所に自分のクーラーボックスを置いて「ここに座りな!」と招いてくれた。
うれしい申し出だったが、子供と「修行」を楽しんでいたので、丁寧にお断りした。高知の人といい、四国は優しいひとが多いね、うれしいねと子供と後で話した。

港につき、荷物を降ろし、他の釣り客が解散したあと、船長が釣れたタイを発送する準備をしてくれた。
てっきり、発泡スチロールの箱に氷詰めして送るのかと思ったが、ここで目からウロコな知恵を聞いた。
配送する保冷車は、荷室が冷蔵庫と同じで、室内が冷えているが、発泡スチロールがその冷気を断熱し、箱のなかに冷気が伝わらず、逆に箱の中の氷は溶けて真水になる。タイは背びれが鋭いので簡単にに袋を貫通して穴が開き、魚が真水に浸ってしまう。そうすると、鮮度が落ちるとのこと。船長もプロのアングラーから聞いたのだとのこと。
まずは厚手のビニール袋にタイをいれ、背びれを折り畳むように包む。予備で三重に袋に入れてから、ガムテープでぐるぐる巻きにする。
これを普通の段ボールに梱包して、チルドで発送する。
なるほど、納得。
ここまですべて船長がやってくれて、その間、いろいろな話が出来た。
船長も北海道に住んでいたことがあったとか、実は四国には居ないネイティブのニジマスを釣るのが好きだとか。最近釣ったニジマスの写真を見せると、「おぉ~鼻曲がりのオスだ、かっこいい~」この反応は相当好きだ。どこで釣れるの、いつがいいの?など、すっかり話し込んでしまった。
いつか一緒に釣りができたらいいねなどと、名残惜しみながら、お礼を言って、港を後にした。

郵便局もゆうパックの窓口が開いていることを船長が電話で調べていてくれた。何から何まで、お世話になった。いつか妻も一緒にまたニライカナイに乗ってみたい。

郵送の手続きを終えると、松山観光に行っていた妻とばあちゃんと合流するため、道後温泉へ向かった。
二人をピックアップして、今晩の宿となる香川県高松市へ向かう。
大満足の釣果で、疲れはさほど感じない。
松山自動車道高松自動車道経由でひた走った。
道中、山だらけだが、きれいな夕焼けや、「山」という漢字の元になったかのようなキレイな形の山を見ては車内で盛り上がり、あっという間に高松市へ到着。
今晩の宿はチサングランド高松。
繁華街に近い街中だ。チェックインして、晩ごはんは決まっていないが、うどんがいいなと漠然と街へ出た。

四国釣り旅行7へつづく

四国釣り旅行5

2月に旅程を組んでいたとき、松山市内でホテルから程近く、地元の魚料理を楽しめる店を探していたら、メニューがなく、「店のお任せで間違いない」と高評価の居酒屋を見つけた。

瀬戸内海鮮市場 はしまや
〒790-0002 愛媛県松山市二番町2丁目5−10
089-934-4137
https://maps.app.goo.gl/k2SxAvj3todSEf9e8

賭けに近いが、他に確認のあてもないし、GWは混雑しそうなので、3月中に予約を入れた。

18:35店に到着、店の入口に生け簀があり見慣れない魚が泳いでいる。子供は興味津々。通されたテーブルにはすでに刺し盛がセットされている。
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シマアジ、マグロ、マイカケンサキイカ)、カンパチ、
特にイカは身厚でサクサクとしていて甘味があり、普段のイカの刺身とは違ってうまかった。シマアジなども活きがよく、歯ごたえがスゴい。
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お任せコースとあって、良いタイミングで、お次はサラダ
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おっと、お通しも変わってる。カボチャの煮物に焼いたイカの塩から?ウマイ。真似しよう。f:id:flyfisher417:20190513184621j:plain
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サザエのつぼ焼き。まともに食べるの初めてかも。うまいなあ。
お次は
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タケノコとこんにゃくの煮物。ピリ辛というかけっこう辛い、ビールがススム。
ここで、翌日に予約している釣り船から確認の電話がきた。
この雨模様。荒れなければ出船すると思うのだが、心配していた。

船長からは、天気をみて、出港は4時半ではなく7時にするとのこと。やった、船は出る!
港に釣具屋があり、氷はそこで買うと良いよ、寒いから暖かくして、と言っても北海道の人なら寒くないかな?何て話ながら、一通り聞きたいことを聞いて、では明日よろしくと、電話を切り、席に戻った。
子供は心配そうに顔を覗き込むので、「明日ダメだってさ」という冗談はすぐ撤回して、やったねと喜びあった。
予定より三時間も出発が遅くなったことで、実際、かなり助かった。酒ももう少し飲める!

料理の続き。
続いてはサヨリと茄子の天ぷら。ほくほく。
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焼き物もいろいろ。
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タイ、カマス、タチウオ、メジナ。どれも普段はあまりお目にかかれない。私はタチウオが気に入った。カマスもうまかった。はぁ満腹。酒もすすむ。疲れた体に染み渡る。
あとは味噌汁が出るらしい。

すると、隣の席で見慣れない貝が。
店員さんに「あれなぁに?もらえる?」ときくと、出してくれた。
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チャンバラガイと言うらしい。
つまようじでくるりと身を取ると、先端にカギヅメがついたこんな感じの貝。
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珍しさに引かれて食べてみたが、初めて食べる味。酒のつまみにピッタシ。
さぁ〆の味噌汁がきた。
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魚の出汁が利いていてウマイ。染み渡る。いい〆だ。

ここは、ばあちゃんにご馳走になり、ごちそうさま。熱気を帯びた夜の松山を、雨のなか、明日のタイ釣りを楽しみに、歩いてホテルに戻った。
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明日は私と子供が二人でタイ釣り。
妻とばあちゃんの二人は、松山観光、道後温泉等を巡る予定。雨が晴れるといいけど。
早めの就寝となった。

四国釣り旅行6へつづく

四国釣り旅行4

満腹の須崎市は、清清しい朝を迎え、昨晩の雨
をよそに朝日に輝き眩しかった。
予定通り7時に起床、朝ごはんを求めて、喫茶店ピエロに向かった。
ナビに従って進むと、やたらと狭い路地に入った。小川沿いにピエロはあったが、どう考えても店の前に車は停められない。妻が駐車場を聞いてくれると、少し離れたところに車庫があるとのこと。
車庫に向かい、ここかな?と路肩に車を停めて地図を調べていると、空いていた窓から「どうしました?どこに行きたいんですか?案内しましょうか?」スーツ姿の男性が、高知弁?で話しかけてくれた。
ちょうど車庫の目の前だったので、お礼を言って大丈夫ですと返した。札幌ナンバーが路肩でハザードたいてスマホとにらめっこしていたからか、困っていると察してくれたのだろう。須崎の人の温かさに触れられた。

さて、ピエロに到着。
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住宅の一階が喫茶店というアットホームな感じ。
モーニングはコーヒー等の飲み物に、サラダと半分のトースト、スープがセット。ちょうどいい。
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子供はスープが気に入ったようだ。コーヒーが好みの感じだったので、ドリップバッグ10袋入りを購入した。旅先でのゆったりとしたひととき、でも釣りもしたいので早めに店を後にした。
店の前の小川は遊歩道になっていて、子供がきれいな色のイトトンボを見つけた。(ちょっとピンぼけ)
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雨粒がきれいな植物も、妻が撮影。
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さあ、釣りだ!
土佐久礼漁港に向かう。
ここは道の駅なかとさ が併設されていて、好都合。
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地元の人らしき釣り人は、エギング、チヌの浮き釣りなど、それなりに居る。
空いているところで、釣り開始。
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また、ガシラが釣れた。
エギングには何も反応なし。ジグを投げると何か細長い魚が追ってくるが食わない。
小一時間釣りをして、昼前になったのでここで納竿。
道の駅で少し買い物をして、ばあちゃんの目に留まった「浜焼き」。
せっかくだから食べていこう!
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小さいホタテのようなカラフルな貝は長太郎貝と言うらしい。牡蠣は、岩手の方の産地とのこと。地物じゃないんかい。子供は鯛の頭とカマも追加してライスをがっつく。満腹。
気づくと外は雨が降り始めていた。
そろそろ移動しよう。

今日の宿は松山市内で、居酒屋を
18:30から予約している。真っ直ぐ最短距離で向かってもいいが…四万十川沿いに道の駅がたくさんあるので、寄り道しながら向かうことにした。

国道56号から381号四万十川沿いに宇和島市へ。そこから高速道路でだいたいいい時間だろう。
まずは道の駅あぐり窪川へ。
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聞き慣れない「ぶしゅかん」と言う柑橘のジュース。さっぱりして美味しかった。
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ついでに豚まんも。常にお腹一杯コースの始まりだ。
次は道の駅四万十大正へ。
ここではアユの塩焼き。f:id:flyfisher417:20190512162104j:plain
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四万十川は深い緑色で悠々と流れている。沈下橋をいくつか横目に、雨のなか、ひた走った。

天気が良ければ、愛媛県に入ってから少しの時間、釣りをしたいと考えていた。子供はさすがに釣り足りない様子。
移動ばかりの一日となり、旅行も三日目、大人も子供も疲れ気味でしかも雨。
車のなかで少しでも仮眠してもらいながら、愛媛県の伊予に到着。五色浜という海岸の公園で、釣りができそうな場所を目星をつけていた。
しかし雨。釣りはできそうもない。
前もって、釣り場にいってみるけど雨なら釣りができないのは仕方ないと子供と約束していたので、寝起きの子供に説明する。
疲れている様子で、わかったよと言うものの、機嫌が超悪い。

釣り場を離れて、松山市内のホテルに向かう。
ナビにはこの先渋滞の表示。
時間はギリギリ。でも路側には「産直市場」の文字。少し寄ってみよう。妻とばあちゃんが見に行ったが、子供は相変わらず不機嫌だ。完全に寝不足の症状。
産直市場には見慣れない魚が並んでいて、面白かったとのこと。
普段ならいいな、すごいな、興味を示すところだが、悪態つきまくり。ここで叱っても仕方ないしみんな疲れているので、敢えてクイズを出したり楽しめるように仕向けてみた。こっちも疲れてるが、楽しい旅のため、がんばろう。
松山市はどのくらいの規模の街だろう?
札幌くらい?小樽くらい?東京くらい?大の中とか、小の大とか、それぞれ予想しながら、松山市の中心部へ入るにつれ、都市の規模は予想より大きくなってきた。
愛媛県庁、松山市庁、立派な建物が続き、市電や松山城のそばを走り、車内のテンションも上がった。
プレミアイン松山は、繁華街の中にあった。すすきののような立地だ。
無事チェックインすると、フロントでウエルカム・ポンジュースを人数分頂いた。フロントの対応もかなりいい、部屋もきれいでまず満足。
時間は18:30。居酒屋の予約を少し過ぎそうなので電話連絡し、雨のなか、急ぎ足で店へ向かった。
「はしまや」という店を予約。店まではホテルから歩いて7分ほど。
「無料案内所」やピンクな店を横目に皆無言で店へ向かう。

街の規模クイズは、札幌くらい「大の小」というところで、正解者は居なかった。

四国釣り旅行5 へつづく

四国釣り旅行3

徳島市から高知県須崎市まで、道中は雨で、時間的にも余裕はない。
すでに16時近くになっており、お腹もいっぱい、とりあえずはまっすぐ須崎市へ向かうこととした。
経路は徳島自動車道から高知自動車道を通り、ほぼ全て高速道路。2:30くらいかかる。
高速道路といっても、暫定二車線で、とにかく縦断勾配がきつい。4%は当たり前、5%を超えるところも。バキバキに折れている。これだけ山が多いと仕方ないか。燃費よく走行するのは難しい。
何てことを考えながら、途中SAでトイレ休憩しながら雨のなかをひた走り、19時頃に、一福旅館に到着した。
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(写真は翌朝撮ったもの)
宿帳に記入すると、札幌から来ている方もいた。
3才くらいの孫を抱いて出迎えてくれたおかみさんに、そうだ山温泉の営業時間や、近くの居酒屋を紹介してもらい、まずは部屋に上がった。
改築されているようで、トイレや廊下、部屋の洗面台等もとてもきれいで、布団もふかふか。エアコンもついている。二部屋を仕切りを取ってつなげているので四人で広々と寝ることができる。有難い。
さて、風呂の準備をして、宿を出ようとすると、宿の主人が玄関に現れ、北海道から来たの?遠いなあ、昔北海道の山に登って…兄弟が発寒に居て…止まらない。うれしいおしゃべりだがこちとら時間がないので…と思っていたら、気づいたのか、「行ってらっしゃい」と。

まずは教えてもらった居酒屋の状況を確認。21時頃に入れるとのこと。愛想のよいお姉ちゃんにおすすめやカツオのタタキ(たれと塩)、刺し盛等を予め注文し、準備はOK、そうだ山温泉に向かった。ナビでは10分ほど。
しかし雨のなか、道は所々一車線しかなく、おまけに真っ暗。恐る恐る前を行く軽トラに着いていって、なんとか到着した。
(雨が強かったので写真なし…公式ホームページより)
http://sondayama.com/gallery/#246572
さらりとした泉質で、お肌すべすべ、施設もきれいでステキな温泉だった。
堪能してかえり道。一車線の山道で正面から観光バスが!バックするしかない…何てこった。
そんなこんなで、21時に居酒屋へ到着した。
須崎魚河岸 魚貴 須崎本店
https://maps.app.goo.gl/P7R6F9aFbZC5QgzX8
すでに刺身などが用意されており、これまた豪華な夕食となった。
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刺身盛り合わせは、カツオ、アジ、ネイリ、サワラ。ネイリ?ネイリっなに?とお姉ちゃんに聞くと「ネイリは…ネイリです、えへ」わからん。検索すると、カンパチのことだった。
どれも新鮮でフレッシュな歯ごたえ。特にカツオの刺身はしっとりと旨味があり、美味だった。
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ウツボの唐揚げと、大エビマヨネーズ和え。ウツボはちょっとネッチリしていて、酒のつまみにちょうどよい。
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カツオのタタキはたれと塩。生にんにくスライスやミョウガなど薬味を載せ、塩で初めていただいた、これがうまかった!
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日本酒も地酒をいただいた。久礼。うまかった。
子供はご飯をがっついて、んーサイコー!と唸った。
お腹も一杯になり、宿に戻り、ふかふかの布団でぐっすり寝た。
天気予報では明日は午前中は雨は降らないようだ。近くの土佐久礼漁港が良さそうだ。道の駅もすぐそばにある。立地最高。決定だ。
そのあとは…四万十川沿いに進み、愛媛県松山市へ向かう。
そうだ、朝ごはんをどうしようか。
須崎市は、名古屋のようにモーニングの文化があるとのこと。これは行かねば。
検索すると、「ピエロ」と言う喫茶店が良さげだ。勘で。

四国釣り旅行4へつづく

四国釣り旅行2

朝5:30
目覚ましで起きて、出発の準備。眠い。
天気予報では、午前中はなんとか雨は降らないようだ。ただ、午後からは100%・・・。天気ばかりは仕方ない。
予定変更、午前中に釣りをしよう!
場所は…移動時間を見て、淡路島に決定!

6時にホテルを出ると、夜は暗くて分からなかったが周りは以外に中小の山に囲まれていて、北海道とは違ってすでに緑が繁っていた。家の屋根も瓦だ。
遠くに来たんだなと実感。

移動は高速道路で一発淡路まで走る。
高速は景色が楽しくないが、そうもいってられない。それでも、北海道では見られない竹林や、見たことない花を見られて、それなりに楽しめる。

淡路島へは明石大橋を渡る。海峡にはたくさんの船が行き来している。すごい光景だ。
感動しながら、淡路島に到着。高速を降りて湊港を目指す。
途中、ファミリーマートで朝ごはんを買って、港近くの釣具屋でイソメを買った。
店のおじさんに何が釣れるか聞くと、「あ~、ガシラかカレイやね」関西弁だ。
さあ、釣りをしよう!
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ジグを投げたり、エギを投げたり、カレイ狙いで投げ竿も一本、あとはいつもの足下穴狙い。
すると子供に一発め!
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これは…見たことある。ガヤ、メバルだ。
妻にもヒット!
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これは…見たことない!子供が、ガシラじゃない?
すかさず妻がネット検索。ガシラ、アラカブカサゴ、いわゆるカサゴだ。
でも、アラカブと言う名前は、つりよかで良く聞く名前。これがアラカブか!感動!最大でも25cm位とのこと。続いて子供もアラカブ!デカイ!
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と、騒いでいると、投げ竿の鈴がなった!
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スナガレイかな?
妻にはデカイふぐが!
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しばらくたのしんで、寒くなってお腹もすいてきたので、道の駅うずしおへ向かった。駐車場がえらい混んでいて、第2駐車場までビッチリ。シャトルバスも出ている。シャトルバス乗り場もたくさん人が並んでいて、子供は待ちきれず「走っていこう」付き合って駐車場から道の駅まで1.7kmをランニングした。
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残念ながら渦は巻いてなかった。
オニオンスープや、玉葱の漬物を買って、四国へ向かった。今度は大鳴門橋だ。
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さぁ~腹が減ってきたぞ~
妻が徳島県の店を検索「味処あらし」。鯛をはじめ、地元の新鮮な魚介類が食べられるとのこと。
楽しみだ。
しかし、13時半頃についた時点で1~2時間待ち!
ここまで来て他を探すのは大変なので、近くのスーパーに行ったりして時間を潰すことにした。
発見、マルナカ
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地元のスーパーは楽しい。見たことないものに出会えるし、住んだ気になれる。
ここでは、徳島ラーメンの金ちゃんラーメンや、ザすだちと言うジュース、いいだこの茹でたのを購入した。
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いいだこは、くせのないサクサクと食感よく美味しい。
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ザすだちは、スッキリ爽やか。これはうまい。気に入った。
スーパーの近くに和菓子屋さんがあり、そこでも「名代あん巻き」というのを購入した。
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見慣れないものはなんでも試してみよう!
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こしあんで生地は薄いけどもっちり。うまい。
釣具屋さんにも寄って、ルアーを記念にひとつ買って、そろそろ順番かな。
店に戻る。
それからほどなく、席につくことができ、ここはばあちゃんの奢りで豪勢にいただくこととした。
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鯛づくし、あらし御膳、海鮮丼、なんとも贅沢な食卓となった。たらふく堪能し、ワカメの味噌汁が、美味しかった。
お腹も一杯、ここで、雨が。
さて、今夜の宿に向かおう。須崎へGO!

四国釣り旅行3へつづく

四国釣り旅行1

平成から令和へ、元号が変わる2019年のGWは10連休となり、我が家は四国へ釣り旅行に行くことにした。
四国はこれまでに行ったことがない。
イメージはうどん。県の名前もすぐに出てこない。というか覚えてない。行けば記憶に鮮明に残るだろう。
真鯛が釣れることでも有名だ。その他、北海道では釣れない魚に出会うのが今回の旅の目的だ。

さて、交通手段は?
飛行機でレンタカー、釣り道具はどうもって行く?て言うか飛行機がめっちゃ高い。片道だけで一家で20万を越える。無理。
フェリーは?どうせ10連休、時間はたっぷりあるし、レンタカーも必要ない。釣り道具も心配がない。これだ!
日程は、4/27~5/2で組むことにした。
滅多にない長期旅行、自車で自由な移動が可能な旅行なので、ばあちゃんを誘って一緒に四人で行くことにした、子供は大喜び。ばあちゃんはそれ以上に
大喜びしてくれたようだ。

フェリーの予約は2ヶ月前からで、2月27日の朝9時に予約開始。アクセスが集中し、やきもきしたが、なんとか予約ができた。
出発までの間、食事処を探したり、ホテルを予約したり、釣りが出来そうな港を探したり、車内ロッドホルダーを取り付けたり、ワクワクしながら2ヶ月が経った。
概略行程は
4/27(土)23:30小樽港発
4/28(日)21:15舞鶴港
舞鶴アーバンホテル泊まり
4/29(月)6:00ホテル発
鳴門渦潮を見ながら高知県
高知市でランチ
午後に須崎市
一福旅館にチェックイン
港で釣り
そうだ山温泉に入る
旅館の近くの居酒屋でカツオを食べる
4/30(火)朝イチで港で釣り
須崎市の名物モーニングを味わう
どこかで釣りをしながら愛媛県松山市
はしまや と言う地物の魚を中心としたお任せコースの居酒屋で夕食
プレミアイン松山に宿泊
5/1(水) 松山沖でタイラバで真鯛を釣る(子供と二人)、妻とばあちゃんは道後温泉
夕方、香川県高松市へ。
味の樹 と言う居酒屋で夕食
チサングランド高松に宿泊
5/2(木) 朝イチで製麺所のうどんを食べる
どこかで釣りをしながら瀬戸大橋を渡り、19時くらいまでに舞鶴へ、フェリー出港までどこかで夜釣り、23:50舞鶴港
5/3(金) 20:45小樽港着

いやぁ長旅。計画も2ヶ月越し。天気だけが心配。

さて、
4/27(土)小樽フェリーターミナルを2330に出港。子供は札幌~小樽までの車中で少し寝てしまったが、なんとか乗船できた。
さぁ、出発だ!

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フェリーの旅は、新潟で仕事をしていたときに、一度経験しているが、今回は家族とばあちゃんも一緒なので、ばあちゃんと妻と子供の三人は和室にして、私はステートAの寝台にした。乗用車を乗せる場合、運転手分として含まれている。
和室はこんな感じ。
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畳三畳で三人が並んでギリギリ布団が敷ける。十分だ。
ステートAはこんな感じ。
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寝るだけなら大丈夫。でもマットが固く、畳で寝ているようだ。
夜中の出港なので、まず、寝る。

が、なくなか眠れない。というのも部屋の目の前がトイレで、ひっきりなしにドタンバタンとドアの音が…船の揺れは気にならなかったが、位置が悪かった。翌朝は7時頃に目が覚めた。
これからまだ14時間かかる。長い。

10:15からビンゴ大会をやるらしい。午後にはシアターで子供向けの映画もやるようだ。
一通り体験していこう!
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何だかんだで、風呂にも入って、部屋で本を読んだりくつろぎながら舞鶴港には21:45に到着。
ここで、妻の口内炎がひどいとのことで、急遽ドラッグストアーへ直行。薬を探していると、「冷やしたぬきうどん」と言うカップめんを発見。「冷やし」?どゆこと?気になるが帰りにしよう。口内炎の薬を買って、ホテルへ。
舞鶴アーバンホテル。
http://www.urbanhotel.net/access/index.html
セミダブルで素泊一人4,090円。寝るだけなので十分。ロビーには無料のコーヒーがあり、1階はなんとインドカレー屋さんと言う面白い組合わせ。
フロントの男性もユーモアがあり対応よく、うっかりキーをインロックしたのにも快く対応してくれた。

さあ、明日は早起きして四国まで移動だ。
6時出発、5:30に目覚ましをセットして、ビールをひとつ飲んで就寝した。

四国釣り旅行2へつづく。

日本酒

五橋 ライドRIDE 桃色にごり 純米大吟醸生酒 酒井酒造株式会社(山口県
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赤色酵母を使用しているとのこと、着色料は入っていない。淡い桃色のにごり酒。限定酒に引かれて試してみる。
ラベルにはタヌキがバイクに乗って酒瓶を持っている。名前もride?、遊び心ある。試してみよう、新年度に疲れた心に遊び心を注入しよう。

甘酸っぱく、爽やか。にごり酒だがさっぱりしている。アルコールが低いので、くっ と来ないので飲みやすい。
気分的には春を先取り、気持ちのいいお試しだ。
来年も巡り会えたら親族の飲み会などに持って行きたい一本。1620円(税込)

※評論家でもないし、資格もないのであくまでも個人の感想です