夜釣りから上り、今日の宿、ホテルテトラへチェックイン。ハゲ割りなる坊主の方限定の500円引きが設定されており、残念ながらまだ適用要件を満たしていないため割引にはならなかった。
車をどこに停めたら良いか訪ねると、ホテル敷地内(一階部分)が空いていれば一泊600円、満杯なので隣のタイムズに停めてくれとのこと。ただし一泊700円。その100円の差は早い者勝ちと言うことか!ハッキリした回答は得られなかったが渋々タイムズに駐車。
部屋はダブルベッドの部屋で、子供は添い寝扱いだ。素泊り三人でおよそ6000円。破格の安さだ。ダブルベッドでは少々狭いかと思い、念のため寝ぶくろ持参。エアマットも持ってきた。
寝相の悪い子供と私が一緒に寝ることになり、妻は一人寝袋で。
話はそれるがキャンプ用に今年エアマットを買った。これまでは上等なキャンプ用マットを使っていたが釣キャンプにはかさばるので思いきってコンパクトなエアマットにした。今までのマットに比べると快適性はやや落ちるがコストパフォーマンスもよく、何より仕舞い寸法が1000mlペットボトル一本ぶんくらいで極めて小さい。荷物が減るという点で、優れている。
脱線したが、さぁ、居酒屋だ。
いきたい店があったが満席だった。仕方なく次の候補へ。空いていた。座敷へ通され、隣には喫煙者数名。耐えられず別の席を希望すると、奥の誰もいない座敷へ案内された、良かった。
とりあえず子供のお腹を満たしたい。マグロ丼がある、奮発だ。刺身もいくつか。お、カジカの刺身だって。気になったので注文。それだけでは寂しいので
イカ(活ではない)も追加、ポテトフライ、あら汁、サラダ、焼き鳥ウニおにぎりを注文。
普通の居酒屋だ。可もなく不可もないが、
イカの刺身が、店の手違いで活
イカをさばいてしまったとのこと、値段は刺身の値段でよいとのこと。
これはラッキーだ。
思わぬ活
イカにテンションが上がりついつい日本酒にも手を出して、子供が眠くなったところでお開きにした。
ホテルに戻り、ウノをして就寝。
翌朝、最終日はどこで釣りをしようか。天気は良い。その前に朝食だ。せっかくだから朝市に行こうかと思ったが、昨晩マグロ丼と活
イカを食べたので魅力がない。時間もないし、戸井漁港へ向かう途中で何か買って食べよう。
お、ハセスト行ってないな!湯の川に一軒あるぞ!行ってみよう!
函館駅から湯の川方面へ海沿いのR278を走っていると朝日がとてもきれいだったので
石川啄木のパーキングに寄った。
向かいの島は何だろう?イヤ島でなくて
青森県です。おぉ~と妻と子供。近くに見えたことに驚いた様子。そんなことはどうでもよく、ハセストだ。
ノーマルの焼き鳥弁当は豚肉だが、肉の脂が苦手な子供には鶏肉の方が良いだろう。鶏肉バージョンとノーマルをひとつずつ注文、店で焼いてくれて出来立てを食べられるのはうれしい。
子供はテレビで焼き鳥弁当のことを知っていて、串を抜くことを楽しみにしていた。
上手に抜いて、食べ始め、ウマイ!!連発。
気に入ったようだ。良かった。
戸井漁港へ向かった。
天気は良い。テトラの穴も狙える。だが
フグダラケ。
早々に退散。こういうとき、子供は往生際悪く、簡単に諦めない。グダグダと時間を浪費するのだ。こちらは早く見切って次の予定に時間を使いたいのだがその感覚がまだ子供には理解できないようだ。妻が先に車まで戻っていくが追いかけようともしないで遊んでいる。
こういうとき、今までは放置して先に行ってしまうことで、「置いていかれる」という危機感をもってもらい、早く戻らなきゃという意識をもってもらいたかった。
だがそれでは子供のフラストレーションはたまるだけで、さらに置いていかれるという理不尽さが相まってぶちギレるだけなのだ。こちらも変わらなければ。
今回は放置せずに、向き合って理解してもらうように努めた。ここで粘っても釣れないから別の港で釣りをする時間をとるためにここは早く立ち去ろう、お母さんは時間を無駄にしないために先に行っている。待たせてはいけない。急ごう。
理解してくれたので一緒に早足で戻った。
ここで函館の釣友達に居るかどうかLINEで連絡してみるが既読にならない。んーまぁ行ってみよう。お土産もあるし。
ここで思わぬ子供の反応。
「焼き鳥弁当もう一回食べたい」いいだろう。気に入ったのだね。ただし、銀月に寄って、お父さんの友達のおうちに寄ってからだ。OK。
まずは銀月だ。
函館釣り旅行5 へつづく