チミとぺ日記

北海道在住のある家族のあそびや体験を記録した日記

初めてのタイイング

函館釣り旅行の時、釣り仲間の家に寄った際に子供にタイイングセット譲っていただいた。「もう使わないからくれてやるよ」と手渡されたのは年期が入ったウッドケースつきのバイスとタイイング小物たち。
一緒にエルクヘアとCDCも入れてくれた。

貰った当時は子供もタイイング自体をよくわかっておらず、それからしばらくたったが、ずっとしまっておいていた。

先日行った川釣りで、子供が川虫を取ってそれで魚が釣れることはわかったはず。
川で魚がライズする場面もよく見ている。
魚をさばくときに胃からアリやバッタが出てくるのを実際に見ているので、魚が昆虫を食べていることもよくわかっているはず。
そろそろ子供もフライフィッシングに興味を持ってもおかしくはない。

しかし、フライフィッシング自体を知らないしフライがどんなものか、あまりよく知らないはず。
まずは近くのフライショップに行って、完成品フライを色々見た方が、イメージがわくだろう。
フックを買うついでに、店内のショーケースに入った色々な種類のフライを一緒に見た。これはバッタかな、セミもあるね、貰った鹿の毛ではこのフライが作れるね。アリもある、カメムシも。
興味を示してきた。

「早く家に帰って巻こう!」
よし。

今日の気温は33℃。
タイイング日よりではない。て言うかめちゃくちゃ暑い。幸い、家のなかは直射日光を避けていてそれほどでもないが、5月にしては記録的。
出掛けないで家にいるのもいいかも。

さっそく、一緒にバイスを箱から出して組み立て、人生初のタイイングにかかる。
一発目は、エルクヘアカディス。定番のフライ。
貰った鹿の毛で作るので、ちょうどいい。

#10のフックをバイスにセットして、スレッドの持ち方や使い方を教える。真剣に聞いている。

飲み込みが早く、第一段階の下巻きは上手にできた。
次ぎはボディにダビング材を巻き付ける。スレッドに少量ずつダビング材を縒り着ける。初めはなかなか難しいが、なんとかできた。
エルクヘアの出番だ。適量を切り取り、内側に生えている柔らかいヘアを取り除き、ヘアスタッカーで先端を揃える。
見たことのない道具に興味津々。いいぞ。

ここからが難所。エルクヘアを左手で押さえながらフックの上部に巻き付ける。これを上手に出きるようになるには数十本巻かないといけないし、少し不格好でも大丈夫と、とりあえずやらせてみた。
案の定、少しずれてしまったが、予想よりうまくいった。さすが器用だ。初めてにしてはうまく行った方だ。
ヘッドをカットして、ハーフヒッチでフィニッシュ。完成だ。

初めてのフライは、釣れそうなフライだ。これはいい。ガガンボにも見えるし、カディスとして美味しそうに見えるし。
要領がわかると、自分一人でやってみたくなる。
頑張れ。
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ボディの色を変えたり、ボディハックルを巻いたり、数本作った。
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一番上手にできたのはこれで…洗面所の水に浮かべて試してみたり。
早く釣りに行こう!

そうだね、今年は楽しみが一つ増えた。
どこでデビューしようかな。
その前に、フライフィッシングの基本であるキャスティングとその仕組みを教えなければ。
キャスティング、といっても遠くに飛ばすわけではないので、変な癖が出てスパルタにならないよう、やさしく教えられますように。