10月22日(火)
我が家のカレンダーの文字色は黒。
実際は即位礼正殿の儀ということで祝日となり、月曜の21日を休めば、秋の四連休となる。
今回は仕事を月曜日休みにして四連休を確保したが、土曜日に授業参観がある。
しかし振り替えが月曜日なので、子供も三連休にはなる。出掛るとすれば日曜日から。
天気はよい。しかも10月にしては暖かく日中は20℃くらいまで上がるらしい。
我が家はウズウズする。
昨年の行動を振り返ると、10/21に釣り仲間と道南のダムにニジマス釣りに出かけていた。
家族での遠征はない。
子供にどこがいいかと訪ねると、「函館の西の方行ったこと無いね」
よし。
早速、旅の計画を。
道南と来れば、外せない長万部のかにめし、東光亭、ラキピ、焼き鳥弁当・・食べ物ばかり出てきてしまうが、釣りがメインだ。
どの港に照準を合わせるか。ルートと宿泊場所、釣り時間を鑑み、基本コースを以下の漁港に決定。
落部、住吉、涌元、松前、鵜泊。
んー、感覚的にけっこう走るが気にしないで行こう。
宿は、直前に決めたわりには安いところが見つかった。松前にも宿泊するが、民宿だ。
民宿は奥尻で苦い経験があったが、電話予約の際は対応が良かったしGoogleマップのくちコミでも悪くない。ここに賭けよう。
あらかたのスケジュールが決まり、仕掛け類も準備万端。
アメリカ屋で良さげなワームも追加。玉ちゃんも10個作った。
さて、日曜日。前日の土曜日はいろいろあったが早目の就寝で体力万全、朝は5:30に起床、子供は約束のカエル餌やりを見事に完遂し、時間通りに出発出来た。素晴しい成長だ。
中山峠から豊浦に抜けて長万部を目指す。道中は順調で、紅葉が朝陽に照らされてきれいだった。
子供は朝ごはんはかにめしと決めている。
大人はどうしようということで、前夜に妻がスコーンを焼いてくれた。これまたウマイ。
つまみながら長万部に到着。
待望のかにめし。
もう道南旅のテッパンコースになってきた。
さあ、落部へ向かおう。
今回の旅の一発目、期待して仕掛けを投入。
ガヤばっかり。でもサイズがまぁまぁいいのでそこそこ楽しめる。今回新入荷したフィッシュグリップも活躍。
アブラコやソイがよく釣れたところだが、一匹も出ない。
早々に見切りをつけて、移動することにした。
森町の手前の港に向かうと、おや、フロントガラスに霧雨のような汚れが。
ユキムシだ。
スゴい数。霧のよう。港について写真を撮ってみたが、もやっているのが全部虫。
もはや数は数えられないから、きっと無量大数だねと子供。マジで異常発生。
風が吹くと、霧雨のように体に当たり、たくさんくっつく。
そんななか、子供が今回新しく買ったワームで、ガヤが爆釣!
小さいがシマゾイも。
このワーム、なかなかいいかも。
そこそこ釣って、お腹がすいてきたのでお昼ご飯に。
予報通り気温は高く、20℃超え。
でもやっぱりここだよね。
今回は味噌ラーメンと塩もやしの大盛に、ギョーザ。
消費税増税のためか、価格改訂されておりけっこう一気に上がった。ちょっと高いな。
でもウマイ。
油膜で湯気が立たないので、油断してスープをすすり、みんなでやけど。
でもウマイ。
ごちそうさまでした。
さて、函館に向かおう。
今回は埠頭ではなく住吉漁港に初めて行ってみよう。
函館山の裏の方に位置しており、海岸ではサーファーも。なかなかのロケーション。
テトラ穴を探ると。
赤っぽいアブラコ。ウサギアイナメかな。
写真は撮ってないが、「し」の形のウナギみたいなのも釣れた。4魚種目。
ドンコも居ました。5魚種め。
あまり釣れないので、今度は函館魚港に行ってみた。
夕暮れどきで、空がきれいだった。
さてここは以前にドンコが爆釣し、フサギンポも釣れた、バラエティに富むところだ。
今回は何と!
シマダイにマメアジ、ウミタナゴ、ドンコ、ガヤ。
スゴい。魚種豊富。
でもなかなか大きいのは出ない。
暗くなり、アタリも遠退いたので今日はここらでおしまい。
19時からラグビーの中継があるので早めに切り上げて、ラッキーピエロに向かった。
今日の宿は五稜郭なので、人見店にてテイクアウト。
ホテルの窓からは五稜郭タワーが見える。
ラグビーを観ながらホテルで夕食。
惜しくも試合は負けてしまったが、盛り上がった。
いよいよ明日は、家族での未踏の地、松前方面へ。
期待を胸に、就寝。
道南釣り旅行~函館松前せたな~ 2 へつづく