4月に入り気温も10℃を上回りめっきり春らしくなってきた。
今週末は南幌の甥っ子姪っ子と遊ぶ約束となっており、泊まりに行くことに。
しばらく前に知人からいただいた熊肉を一緒に食べよう。
上等な、メスのヒグマ。
見ようによってはクリスマスに見えるが、全く意味が違う。
食べるのは初めてだ。
前日に妻が下ごしらえ。
まずは半分にして、焼き肉用と味噌煮込み用に。
この時点で、けっこうな獣臭。
子供は退散。
臭み抜きに下茹で、アク取り、いろいろと手をかけて、妻が熊と格闘。
とにかく、アクが強い。
千鳥のノブ並みにアクが強い。
あ、クセか。
味噌煮込みを仕込み、焼き肉用は、生のままとジンギスカンのタレに漬け込んだ。
さて、土日は風が強いが天気は良さそうだ。
何をして遊ぼうか。
まずは家の周りでサッカーしたり。
と、以前に遊びに来たときにつれていってもらった沼で小魚やスジエビを捕りに行きたいということに。
網でガサガサすると
なんとワカサギやスジエビがいっぱい。
四月にもうこんな遊びができるなんて。
春だね~。
ほかにも、フナやウグイの稚魚、ヨコエビやゴダッペ。いろいろ捕れて面白い。
めちゃくちゃ捕れた。
ワカサギとスジエビは、唐揚げで食べてみたいということに。
揚げ物ついでに、蕗の薹も天婦羅で食べてみることに。これも我が家は初めてだ。
持ちかえったワカサギとスジエビは、なんと風呂場が生け簀に。
ワイルド。
子供は大喜び。
さて、熊肉はというと。
味噌煮込みは美味しいが、獣臭は少しある。忘れた頃にプーンと香る。
ワカサギとスジエビが揚がった。
これは、普通においしいおつまみ。
蕗の薹も、ウドの葉っぱの天婦羅みたいで、春の味わい。
実は、蕗の薹と、味噌汁や煮物で食べるフキは、別物の植物だと思っていた。
蕗の薹はフキの花の部分で、フキは葉の部分で地下茎で繋がっている。同じ植物と言われると、蕗の薹の天婦羅も、フキの香りするね。
春を味わいひとつ勉強になったところで、よし、熊焼き肉いってみよう。
シンプルに塩コショウで。
これが一番、獣臭がキツいのではと思っていたが、意外にもこれが一番臭みなく、美味しい。
ジンギスカンも焼いてみた。
こっちの方が臭みを感じる。
んー、意外。と、一堂で初体験しながら、おいしい夕食会となった。
翌朝も、もう一度ガサガサをしたいとのことで、午前中行ってみることに。
昨日より風がない。
釣りもしてみよう。
しかし、川釣り道具がないので、海釣りのサビキとホッケ釣り用の浮きを組み合わせ、エサは食パンで挑戦。
食パンじゃあ釣れないかなと半ば諦めムードでやってみると、アタリが。
トゲウオが釣れた。
食パンで?
トゲウオ。
おもしろい。
甥っ子も初挑戦。
良かったね。
見渡せば、春の訪れがそこかしこに
季節の変り目、春の訪れはいつになってもうれしい気持ちになる。
子供や甥っ子たちも大きくなり、遊びの幅も広がる。
新しい体験と共に迎えた春の一日、今シーズンはどんな遊びができるかな。
蕗の薹をきっかけに、山菜を採ってみたくなってきた。ギョウジャニンニク、ウド、タランボ・・・
よし、今年は山菜採りにも挑戦してみよう。