せっかく噴火湾に住んでいるなら、ヒラメを釣らないと。
昨年からの念願、船の予約が出来た。
チョイスしたのは、豊浦の遊漁船マジカルアワーさん。
遊漁船マジカルアワー
090-9542-3936
https://maps.app.goo.gl/jwHDhfsf6v3iVx2Y6
初めてだと言うことで、道具もレンタル、餌も買うことに。
午前と午後からの便があり、空いていたのは日曜の午後便。
翌朝は月曜日だから、体力的にはちょいツラいが、天気も良さそうだし、やってみることに。
12時に豊浦のフィッシャリーナに集合。
17時まで約5時間の釣りだ。
となると、帰ったらもう18時近いので、妻はすぐ食べられるカツカレーを準備してくれた。
よし、お昼だからおにぎりを行きの車で食べていこう。
酔い止めも忘れずに。
午前中、子供は友達の農場に遊びに行って、めいっぱい楽しみ、午後からは船釣りと、夢のようなスケジュール。
体力が少し心配だが、大丈夫かな。
釣れれば元気だろう。
釣れれば。
カッパと長靴、クーラーをもって、時間通りにフィッシャリーナへ到着。
どの船かな。
小さめだがあれだな。
もう他のお客さんが集まってる。
どなたが船長かなーと、探り探り挨拶すると
「こんにちは、3名さんは右の横で、って聞いてます、私船長じゃないんです」
と、常連さんらしきお客さんが教えてくれた。
「船長はいま昼飯買いに行ってるんですよ」
なるほど。
待とう。
「あー、お父さん、子供が乗るんだね。こりゃ今日は子供が釣れるな、お父さんダメだよ。うちも親子で来たんだ。いつも子供と乗ると、お父さんは釣れないんだよ。」
なんてこった。
負けないぞ。
しばらくして船長登場、明るい挨拶を交わして、いざ出発。
若干肌寒いのでカッパ上下、でも日差しがあり、風も穏やか。
これで釣れれば、最高。
釣れれば。
20分くらい西に進み、大岸辺りのポイントに到着。
レンタル竿を船長がチョイス。
子供とお母さんは柔らかめの竿に200gのバケ。
お父さんは、固めの竿に300gのバケ。
バケの下に針がついていて、バケはかなり重いので、船のヘリに置いたりすると、ツルッと落ちた瞬間に針がものすごい勢いで手に刺さったりする、海側に落ちたら竿が折れるなど、基本的な注意事項も、キチンとレクチャーしてくれる。
ただ、ベイトリールは全部右巻きで、普段左巻きな我が家には少々使いづらいが、まぁ問題は無い。
エサはチカ。
2段針で、上は顎から脳天に刺して、下は腹びれのところに横掛け。
上の針と下の針の間隔に合わせてラインを調節したら、ヘッドキャップ。
傷ついたり、不自然な泳ぎをするのは、こまめに交換した方が良いとのこと。
次はバケのシステムの説明。
しゃくる縦の動きを横の動きに変換するシステムであることをわかりやすく教えてくれた。
あとは、着底して1mほど巻き上げてから、「ぴょーん、ぴょーん」としゃくって、何か違和感や何かに引っかかったような感じ(砂地なので引っかかるものは無いのに)があったら、アワセないで止める。
ここからが醍醐味のようで、魚との駆け引き。
アワセを入れるタイミングが、面白いのだそうだ。
さっそくやってみる。
棚は10mほど。
浅くて楽だ。
船長がこまめに様子を見てくれる。
と、ファーストヒットは、お母さん。
早いな。スゲーな。
船長が針を外して記念撮影。
その隙に、子供にもヒット。
やった、ダブルヒットだね。
お父さんは、、、しゃくりながら写真を撮っていたら、1回アタリがあったが乗らず。
妻と子供のダブルヒットを船長ブログのトップにすると、撮影会が始まる。
お父さんは、エサのチカを持ち、3人で記念撮影。
んー、負けないぞ。
しかし、妻と子供はコンスタントに釣れ続ける。
小さいのはリリースしているが、3枚以上差をつけられた。
マズイ。
常連さんの言う通りになっちまう。。
何が違うんだろう。
竿の硬さが向こうは柔らかい。
きっとバケの動きが滑らかなんだろう。
よし、ゆっくり、急な動きをしないように誘ってみよう。
すると、明確なアタリが。
でもすぐ合わせない。
竿を止めて、じっと集中。
ググッと絞り込むような重さを感じてからガッツリ合わせると、重量感が。
やった。(写真なし)
40cmくらいだが、嬉しい1枚。
何となくパターンが見えたぞ。
と思いきや、またしばらく釣れず。
何度か移動して、ポイントを変えながら、行く先々で子供はヒラメをかける。
後半に、ついに大きい手ごたえ。
お見事。
52cm!
素晴らしい。
船長も、センスがいいと褒めてくれた。
うれしいね。
その後、お父さんも何枚か釣ることが出来、妻も飽きない程度に釣れて、おそらくリリースを入れて1人5枚は釣ったと思う。
子供はと言うと、53cmをもう1枚かけた。
もう、参りました。
釣りをしながら、船長とお話したり、ヒラメ釣りの色々な話しを聞けた。
最後まで、60アップは出なかったが、たくさん釣れた。
釣れたヒラメは、全て船長が針を外し、締めて血抜きをしてくれた。
ありがたい。
針を自分で外そうにも、歯が鋭くて怪我しするから、触らない方がと、外す作業はぜんぶ船長。
ありがたや。
時間になり、最後に1枚、お父さんが45くらいのを釣り上げ、納竿となった。
でも最後の誘いは、ゆっくりでなく、派手にぴょーんぴょーんで、釣れた。
んー、難しいな。
でも楽しい。
港までの帰り道、みんな気分よく、ヒラメ釣りの健闘を讃えあった。
港に戻り、料金を支払い、皆さんにお礼とお疲れ様をして、ヒラメ釣り終了。
そうだ、DYFCの記録撮ろう。
いいね。
帰り道は30分。
あー、楽だ。
みんな結構ヘトヘト。
そして
おおー最高だ。
1枚だけ子供が捌いて刺身に。
もう、教えることはありません。
免許皆伝、無免許ですが。
下ろした身質は、少し水っぽいように感じたが、刺身を口にしてビックリ。
弾ける弾力、噛めないくらい。
そして、旨味が口中を駆け巡る。
なんだこりゃ。
メチャウマイ。
持ち帰りは、11枚あった。
残り10枚、どうしよう。
そうだ、じじばばがちょうど明日の月曜日にこちら方面来るので、寄って持って行ってもらおう。
翌日、タイミングよくじじばばに渡すことが出来、札幌のいとこ達にも配ってくれた。
ありがたや。
それでも手元には6枚のヒラメ。
下処理を月曜日夜中まで頑張ったのは言うまでもない。
翌日のカルパッチョ
こんなに順調に釣れて美味しい楽しい船釣りは初めてだ。
翌日はみんな身体がバキバキだったが。。
また行きたいね。