秋も深まり
ヒラメはもう釣れないのか、暇だから確かめに行く。
暇だ
というのは、子供が期末テストを控えているためだ。
塾にも熱心に通い、目標に向かう姿は応援に値する。
ヒラメで応援だ。
なにか間違っているような気もしないではないが、きっと釣れれば何かの足しにはなるだろう。
腹の足しとか。
寒いから10時くらいから始める。
近くの港へ。
シャケ釣り人もまばら、釣れているのかは知らんけど、去年今年と超絶不漁なのでやる気がしない。
さて、夏に実績のある場所に入るが、見事に外海側には誰もいない。
1時間くらいでサッと上がろう。
手前は少し濁りあり、奥は濁ってない。
潮はけっこう流れてる。
いつも通り、飛びすぎダニエルをぶん投げて低層をストップアンドゴー。
雰囲気はなんかある。
10mくらい移動して数投め。
そろそろピックアップしようかなと気を緩めたとき。
ゴッと強制ストップ。
鬼アワセ、重い。
これはやっちゃったか?
と思ったらドラグ出して横に走る。
おおー楽しい、でかいヒラメって走るのかな。
タモを用意して上がって来たのはイナダ。
重い。
なんとか上げて、ネットに入れたまま帰宅。
計測58cm。
記録更新。
まだ生きてたので、勉強中の子供に締めてもらう。
すると、口からなんか吐き出した。
捕食したばかりなのか、鮮度抜群。
チカか。
いや、違う。
何コレ。
何この後ろの方の下のヒレ。
少なくとも釣った事は無い魚。
でもなんか知ってる魚。
こうすると
あーね、シシャモね。
せっかくだから干して食うぞ。
イナダはしゃぶしゃぶに決定。
夏より脂あるような感じするよなー
捌いてる間に、いい感じに干せたな
こりゃシシャモ決定だろ。
ということで、イナダからシシャモが出てきて、一粒で二度美味しいパーティに。
思いのほか子供がしゃぶしゃぶを気にいり、爆食い。
シシャモは、みんなで一口ずつ。
間違いなくシシャモ。
このイナダはどこでこのシシャモを捕食したのだろうか。
鵡川では不漁すぎて、漁獲量がkg単位でしか捕れていない年が続いている。
もしかして噴火湾にはけっこういるのかしら。
学術的な意味合いからは、干して食べずに、栽培公社とか函館の北大水産学部に持ち込んだ方がよかったかなー。
美味しかったーって言ってから思いました。
ヒラメとはいかなかったけど、思わぬイナダしゃぶしゃぶで、子供のテスト勉強の応援にはなっただろうか。
テストが終わったら遊ぶぞー。
つぎは函館でイカか?