子供の誕生日。
昨年は二人で車中泊をしながら 江差で青物を狙う釣り旅だった。
今年も妻は法事で東京へ。
男二人の車中泊旅に出るとしよう。
昨年のように、青物が来ているのかわからないが、行ってみよう。
先週のうちに、プラグやジグ、リーダーなども準備を終えて、お年玉で買ったおニューのロッドとリールも準備万端。
先にお父さんが函館に輸送済み。
金曜日、学校から帰宅して塾へ行き、一度家に戻ってから 着替えなどの荷物をバッグに積み替え、伊達紋別から北斗に乗る。
昨年は、初めて特急に一人で乗るため一波乱あったが、今回は時間にも余裕をもっていろいろと確認し、問題無く乗れたようだ。
また一つ成長してくれてるといいのだが。
20:35に五稜郭に到着し、夕飯は前祝いということでリクエストのあった スシローを。

クーポンが有効期限ギリギリで、3,300円分あったので合計3,200円まで 注文してみたところ、またもや使い方を間違えて1,100円分しか使えなかった。
(10%割引なので2,200円に対して1,100円クーポンが1枚使える仕組)
以前にもあったことを繰り返す失態。
おなかを満たし、江差へ向かう。
後部座席を倒して寝袋を敷き、二人で横になると思ったより狭い。
あれ、去年は余裕だったんだけどな。
駐車場の車の数を考えると、3時頃起きるかと。
まだ薄暗い中、磯へ向かう。
もう人がかなり入っている。
一等地は当然埋まっており3等地くらいが 空いているようだ。
なんとか二人振れるところに両側の方に挨拶して入れてもらった。

潮目があったり、雰囲気はよさげだが、気温が低い。
肌寒い。
まわりもだれも掛けていない。
だんだんと、竿を置いて話し込む人たち、早々に切り上げる人たち。
堤防の方を見に行った子供も、顔色はさえない。
「いないかもね」
そういう雰囲気だ。
切替が必要だ。
上ノ国へいってみよう。
小さな港に入ると、ヒラメがいそうな浅い砂地で、フリッパーにソゲ。

かわいいサイズだが魚が釣れた。
子供はカニ。

いいサイズのモクズガニだねー。
もちろんリリース。
腹減ったので道の駅に行こう。
かに飯、こないだまで500円だったような・・800円に値上がり。
入荷したての時間帯だったので、ほのかに暖かい。

こりゃウマい。
釣れない時は、せめて美味いものを。
イチゴジュースも飲んだが撮り忘れ。
近くの港に行ってみるものの、青物の気配は無く、穴釣りもしたいなと、乙部方面へ行ってみることに。
BUNTEN というなぞのネーミングのスーパーで穴釣りのエサとなる イワシを激安でゲットし、鮮魚コーナーの面白さに目を奪われる。
全て地物だが、なぜこんな30cmくらいのアブラコが1500円? 90cmちかいブリも近海で獲れている・・。
なんとマダイやイシダイまで売っている。
紅ズワイガニも激安だ。
とにかく種類と鮮度がすごい。
これは帰りに寄っていかなきゃいけないな。
釣れなかったら。
保険としてね、釣れなかったら。
エサをゲットして乙部に行ってみたものの、シーン無視。
驚くべきシーン無視である。
頭にきたので、ランチを。
たごまる
https://maps.app.goo.gl/f1z23gdaTAY2KnwBA?g_st=ac

なんて安さだ。
いまどきカレーライスが500円から。
気合いを入れるのに子供はカツカレーを注文したがそれでも800円。
お父さんは数量限定の日替わり魚定食。
今日はヒラメとタコとのこと。エビフライと煮込みハンバーグが付いて860円。


キター
カレーはなんというかスパイシー。
安いだけのカレーでは無い。
カツも厚みあり、しっかりウマい。 サラダと味噌汁付き、ありがたい。
日替わりもなかなかボリューミーだ。

ん?タコが無い。
店員さんに確認してみると、
「タコが無かったんでヒラメを3切れのところ5切れにしてあります」
そういうことじゃあ無い、タコが食べたかった。
無いならわかった時点でそう言って欲しかったが、まぁいいや。
ごちそうさまでした。
駄菓子が売っていたので、ちょっと買って。
さてこれからどうしようかと。
田村釣具店
https://maps.app.goo.gl/zYvV75or98knGVKX6?g_st=ac
初めて来たが、旬の青物やヒラメに特化して、その筋の人にはわかるラインアップ。
すごい。
子供の目がギラつく。
常連さんらしいお客さんとのお話が聞こえて、今朝、上ノ国もんじゅ下でナブラがあったとのこと。
ほぉー。
常連さんが帰り、ヒラメのジグを一つ購入して、店主に聞くと 今年昨年に比べて気温も低く、おととい雨も降ったのでベイトが寄ってくるのが遅い、 沖ではナブラもあるが、ショアはまだ。
ヒラメなら上ノ国サーフでソゲは釣れるよ、大きいのは運次第だね。
熊石でヒラメがいいみたいだよ。
との事、優しく教えてくれた。
ありがとうございます。
江差と上ノ国の間のサーフは、こないだお父さんがソゲ釣りました。
大きいのが釣れるのなら、熊石行ってみよう。
この時点で16時前。
熊石サーフに向かうついでに、「シラフラ」って知ってる? と子供に聞いたら
「は?」
みたいな。
これです。

アイヌ語で「白い傾斜地」のことのようで、外国みたいだよねって 言ってる間に
「早く行こうよ」
そうですね。
熊石サーフについたのは17時過ぎ。
しかし、すこし荒れててゴミだらけで釣りにならない。

早々に見切りを付けて、江差に戻る決断を。
日没は19:00くらい。
19:30くらいまではギリギリ見えるだろう。
移動時間を考えると、江差サーフにつくのは18:30ころ。
でも、もんじゅ下も気になる。
明日の朝一、ワンチャンナブラに賭けるなら 明るいウチに釣り場を確認しておきたい。
子供の判断で、先にもんじゅ下へ。

釣り場を確認し、ダッシュでサーフへ。
18:45サーフ到着。

勝負時間は少ないが、丁寧に探っていこう。
これまで、「5回巻いて止めてを3回で底とる」のストップアンドゴーの釣りだったが こないだ子供が伊達で釣ったときは、「早めのリフトフォール」 いわゆる、ぴょーん、ぴょーん釣法だ。
お父さんがフリッパーをぴょーんぴょーんしていると何かがかかった。
手応えがソゲだ。
波打ち際で外れてしまったが、なんか、細長い魚だった。
もしかしてマゴチ?
数分後それは確信に変わる。
同じくぴょーんぴょーんしていると (背掛かりだけど)

これは間違いなくマゴチだ。
初めて釣った。
ていうか居るんだな。
40cmくらいある。
面白いフォルム。

尾鰭がおしゃれ。フグみたい。

初めてだからたべてみよう。
ここまで、モクズガニしか掛けていない子供に、何か釣れてくれ。
日没となり、薄暗くなる中、必死にサーフの神様に祈る。
正確には、祈りながらしっかりお父さんも大物を狙い、釣りをする。
すると、なんということでしょう、お父さんに強烈な引き。
首振る、なに?
上がってきたのはなんとまるまる太った45cmくらいのアブラコ。
(写真撮れず、リリース)
これにはビックリ、サーフにもいるんだ。
まずいぞ、子供へ祈りが届いていない。
むしろこちらに来てしまっている。
暗くなってきた。
30mくらい離れて釣っている子供をふと見る。
あ、バックステップしてる。
なんか掛けたんだな。
あ、波打ち際の魚をずり上げたぞ。
駆け寄ってみる。
足下になんか長細い魚?
「おーマゴチつれ・・あ?」

「ずっと、おとうさーんって呼んでたんだよ、もう、一人でなんとかしたよ」
ごめん、こんな化け物と一人で戦っていたのね。
波の音で聞こえなかったよ。


針がいいとこにかかってる。
今日買ったジグね。
それにしても、これを一人で掛けてとったのはすごい。
「回収しようとしたとき、近くでかかって、ドラグガチガチだったから竿のされてグングンひっぱられたけど 冷静にドラグ緩めたとたんに横に走ってドラグ出まくり、最高、青物かと思って緊張して なんとかやりとりして、波打ち際に来たらものすごい勢いでぎゅーんって走って、ドラグ出されて、 なんとか波の乗せてあげたんだよ、思ったより冷静に対処できたよ。震え、サイコー」
ハイタッチをして、写真を撮り、計測すると66cm。


おめでとう、記録大幅更新。
しかも初のサーフヒラメで。
これはメモリアルだとしっかり血抜きと締めまで全部自分で。
辺りはもう真っ暗。
興奮する親子と大きなヒラメだけが輝く最高の時間だ。
あ、温泉21時までだ。 興奮も冷めやらぬまま、片付けもそこそこに車に乗りこみ、コンビニで氷を調達。
今回は初めての上ノ国花沢温泉に駆け込んだ。
花沢温泉
https://maps.app.goo.gl/DJt9W8A5yLetwfou7?g_st=ac
到着は20:25、最終受付20:30ギリギリセーフ。
なんと町外の人でも大人200円。
施設は最近建て替えたらしく、超キレイでこの値段。
ありがたや。
怖いおっちゃんと歌が上手な子供、賑やかな温泉は 空間も温かみがあり、お湯は肌に絡みつくすべすべ系の無色無臭。
ぬるめと熱めがあり、ぬるめに浸かりながら、ヒラメの興奮を振り返る。
「おっちゃんとか、かわいい子供とか、キャラクター濃すぎてこの温泉オモロ」
笑いのツボもおんなしですね。
こんな親子の時間を共有できるだけで幸せだが、 ホントに最後の最後まで諦めずにメークドラマを実践する子供に、尊敬の念さえ抱いてしまう。
一緒に遊ぶのが純粋に楽しい。
そう思えるのは、気遣いや気配りも少しずつ出来るようになってきたこともあるのだろう。
風呂上がり、コンビニで夕食を買って、道の駅でかき込むと 睡魔が襲う。
4時間は寝れるかな。
暗いうちに起き抜け、磯へ。
幸いまだ誰も居ない。
いい場所と思っていたところに入れた。

すぐに明るくなってきて、ダイペンやジグを投げまくる。
風が少しあるが波はそれほどでなく、雰囲気はいいが ナブラはない。
結局、明るくなっても太陽が出ず気温も低いままナブラは起きず、 昨日のサーフへ行こうということに。

しかしサーフに入ってみるも、ソゲが一枚かかったのみで 雰囲気も無く、霧雨が。

ここで今回の釣りは終了。

BUNTENの開店まで繁治郎のところで仮眠して。
開店と同時にお誕生日会の食材をゲットして伊達まで帰った。
途中、洞爺のヴィオレットが6/30で 閉店になるので、前日に最後のケーキを買うことができた。
ラッキー。
伊達に帰り、道具の片付けをして、休憩してから
「室蘭に鯖入ってるってよ」
行くか。
最後まで遊びきろう、体力は限界に近いが。
・・が、鯖は居なかった。
家に帰ってパーティをしよう。
妻はこの日のために、黒ビール煮を仕込んでいてくれて、 近所のフレンチ惣菜もゲットしてパーティに色を添えてくれた。


今年も妻が飾り付けをしてくれて、15が金色に輝く。
もう15かー。
校舎の窓割ったり、バイク盗む年頃だよなー。
そうならずに66cmのヒラメを釣って、家族のパーティに付き合ってくれる15の夜は、体力の限界を迎えたお父さんにとっては一瞬でした。

ケーキ代わりのスイカもおなじみですね。

お誕生日おめでとう、そして記録更新もおめでとう。
ヒラメは翌日、子供が捌いてくれると、エンガワの太さにビックリ。



んー、尾鰭もデカイね

熟成させてから食べるとのこと、この味はまた今度。
そうそう、マゴチも

刺身は淡白で深いうま味。ハゼのような風味があるが、違う。
これは美味い。
(刺身写真撮り忘れ)
2025の誕生日、最高の親子釣り旅と、なにも壊さないし盗まない15の夜。
ちなみにお父さんはなぜかダニに刺されたようで、主に右半身に100箇所以上の発疹。
眠りたいのに痒くて眠れないアラフィフの夜を過ごしたことはどうでもいい余談だ。
かゆい。
