白糠漁港でルアーやジグを投げてみると、ウグイが一匹だけ釣れたがあとは無反応。
霧雨が降り、時間が来たので撤収。 浜中方面へ来るときは、フライを持ってこないとだめだね。
反省。
さて、一路帯広へ。
18:30のスペイン料理へ向けて、高速を一部利用。
https://maps.app.goo.gl/zARinLpsjbFnKwZq9
時間ちょうどにホテルに到着。
チェックインだけして、いざお店へ。
CookingCultureDining Any
https://maps.app.goo.gl/UWyaQZ8otuujqjs1A
住宅街の、閑静なたたずまい。
あまりお店お店していない。
なんと、貸し切り状態でウチだけ。ラッキー。
シェフは女性で、一人で切り盛りしている。
「お盆で漁がやってなくて、カルパッチョとか生の海鮮が無いんです、すみません」 とのこと。
ちょっと残念、他のお客さんがいないので、じっくりとメニューを選ぶ。
パエリアは外せない。
時間がかかりそうだから、先に注文。
しかし、パエリアも種類が豊富。
パスタも、ニョッキも食べたい。
お酒を飲めるから、前菜やその他の料理も気になる。
あぁなんて贅沢な悩み。
火をおこさなくていい、蚊に刺される心配も無い、 誰かが作ってくれて安心して食べられるこの幸せ。
キャンプの時やキャンプのあとの外食ってありがたいよね~
ここは子供に選んでもらおう。
パエリアは、旬の野菜と新鮮食材をチョイス。
いわゆるのベースがノーマルのパエリア。
そうすると、パスタ。
イカスミが気になったようだが、ニョッキとのバランスに苦悩。
アリでよく食べたジャガイモニョッキはクリームベースで蜂蜜がかかってるやつ。
ニョッキの世界も広げたい。
悩んでいると、シェフが声をかけてくれて 「いろいろ食べたいんですね、それでは、パスタはブイヤベースはいかがですか、人気です。 ブイヤベースはトマトベース、そうすると、ニョッキはちがうものにしたいですよね」
親身に悩みを聞いてくれる。
「ここまで海鮮系が多いので、肉系はいかがですか、ラグーソースは牛肉のボロネーゼ、 ステーキ肉が入っていたり、ニョッキも合いますよ」
子供がうなずいた。
こういうやりとりで、メニューが決められていくのは楽しい。
まずは飲み物。
お父さんはビール、妻と子供は、ノンアルサングリアと、カシスレモネードソーダ。
シャレオツ。
ノンアルサングリアは、フルーツいっぱい。
レモネードのレモンは自家製で、はちみつに漬けてあり子供曰く「これまでで一番うまいレモン」。
前菜盛り合わせ。
彩りがキレイ。
にんじんのラペは、ウチではレモンで作るけど オレンジで作っているとのこと。
砂肝のコンフィはしっとり柔らかく、数種類のハムもつまみにぴったり。
キッシュもふんわりと、ソースも謎だがうまい。
感動していると、タジン鍋のような蓋がのったパエリアが到着。
おもわず「わぁ~」 野菜たっぷり、これはうれしい。
どれがどうというわけでない、全体が美味し。鶏肉はコンフィ。
他のお客さんが一名来たが、料理はテンポ良く運ばれ
ブイヤベースのパスタは、もう最高。
そして悩みまくったニョッキは、初めてのラグーソース。
悩んだ甲斐があった、これは正解だ。
「おいしいですか?」
厨房から声をかけてくれるシェフに、まんべんのグッドサインで答える。
ワインも追加で頼んで、もう少し食べられそうなので、烏賊のアリオリチーズ焼き(バゲット付き)を追加。
これもまた、絶妙な火加減と、チーズの風味がすごい。
バゲットを漬けて食べるやつだ。 ラグーソースもバゲットできれいに拭い取り、 満腹でお会計は1万円を切った。
「どうしても、気になって聞いちゃうんですよ、おいしいですかって。 でも、ご家族で楽しんで召し上がっている様子が見ていてうれしかったです」
こちらこそ、感動や発見の多い、旅の締めに大満足なディナーとなった。
ここはまた来たい。
ホテルに戻り、フロが激狭(おそらく三原ステーションホテルと同クラス=国内最狭クラス)で 清掃が行き届いていない。
暖房器具が破損したまんまという、テントよりはいいが、ホテルとしては最低 という感じで せっかくのディナー最高から、ホテル最低へ。
就寝。
翌朝、逃げるようにホテルを発ち、伊達へ帰る。
日勝峠を越え、日高を抜けて厚真へ。
発電所のところをチラ見して、釣れてないなと。
おおじじとおおばばのお墓参りをして、お盆らしいこともすこししつつ、お昼ご飯をどこにしようか。
妻のチョイスで、虎杖浜の天丼屋さんに行ってみたが、時間が少し遅くてのれんが下げられていた。
次の候補
そば切りやま田
https://maps.app.goo.gl/i6kEwKhLt1cxWd7Q7
ここは、出張で来てみたいと思っていたがなかなか巡り合わせが悪くこれなかったが入れた。
なんかネバネバが食べたくて、納豆にしてみた。
めずらしく子供は山菜おろし。
妻はカレー蕎麦。
夏の終わりを感じさせる。
これと言って目が飛び出るうまさはないが、基本がしっかりという、うまさ。
最後に苫小牧でメロンパンを買って、子供は隣の釣り具センターで欲しいリールの品定め。
あとはゆっくり伊達まで走り、今回も無事に帰宅。
シマエビをつまみに安堵のビール。
今回の旅は、特に大きなトラブルも無く、もめ事も無く、釣果は乏しかったが、 大人な旅になったように感じる。
子供がおとなになったんだな。
チカはほとんどフライにして、来年のヒラメバケのエサに。
アジフライなみにデカい。(ゲソはおまけ)
翌日は、テントを干して防水スプレーをかけたり、寝袋をコインランドリーの乾燥機にかけたり 次のキャンプがあるかはわからないが、片付けをしっかりして今回の旅は終了。
そうそう、新調したコンロは、片付けも楽でしたとさ。
もう1回、キャンプしたいな、川釣りもしたいなー。
おわり