三連休の最終日、予定通りスキーに行こう。
やはり雪が少ないので選択肢は限られ、前回と同じく札幌国際スキー場へ行くことにした。
今回は家族みんなで滑る。
スキー場は9時から17時までの営業。
どうせなら1日滑り倒そうということで、朝は7:30出発目標。
朝ごはんはトーストなど車中でよいとして、お昼ご飯をどうするか。
おにぎりと唐揚げのセットを妻が早起きして用意してくれた。しかし、出発時間が迫り、ワタワタと揚げものを手伝ったりしている傍らで、子供がマンガを読み始めた。
いつもの悪いクセで、イラッとしてしまった。
「周りで一生懸命準備しているのに協力しようという気持ちはないのかね」
楽しい一日の始まりに、たのしくない雰囲気を作ってしまう。
反省だ。
もっと良い言い方があったはずだ。
子供がマンガを読み始めたのにも要因がある。
マンガは、ワンピース(ジャンプコミックス 尾田栄一郎)をはじめからまともに読んだことがない子供のために、前日に買ってあげたもの。
最近興味を持ったのだが、いかんせんはじめの方のストーリーを知らないので、存分に楽しめなかったり友達との会話についていけない事があるので、スキーのヘルメットをハードオフに買いに行ったついでに、中古単行本を買ってあげた。
とりあえずチョッパーが仲間になるところまで17巻イッキに。
読み始めて3巻くらい、気になってしょうがないのはわかる。
単行本は、イッキに読んだ方がストーリーが頭にはいる。
子供のころは最新巻が出るのを心待ちにしたり・・子供時分の体験を押し売りするつもりは無いが、興味を持ったものには、応援してあげたい気持ちもある。
ただし、家のルールは守ってもらわなければならない。
「マンガを読む、ゲームをする、自分の好きなことをするときは、回りを見て自分の物が散らかってないかとか、手伝えることはないか確認してから」
これを適切なタイミングで、怒らずに伝えなければならない。
今後、同じ様な場面に遇えば、イラッとせずに冷静に伝えられるだろうか。
子供には、できないことが何度あっても、焦らずに諭すようにして、ルールを身に付けられるようになってほしい。
さて出発。
あ、朝ごはんのトースト作るの忘れたね。マンガのせいだ・・。
急きょ、ローソンでおにぎりやパンを買った。
山わさびのおにぎりが辛すぎた、何てことをやりながら、一時間くらいで札幌国際スキー場に到着。
9時営業開始なので10分前くらいに着けば、駐車場はそれほど遠くの位置に停めることにはならないだろう。
が、中途半端に遠めのところに誘導され、15分くらい後から来た車の方が近場に誘導されていく・・んー、仕方ないか。
準備をして、ゲレンデに向かうとチケット売り場に長い列。
後でわかったのだが、朝里のセコマでも、ランチパック券や親子券を事前購入できた。25分くらいのロス。
リフトに乗り、準備運動をして、さぁ、滑ろう!
さっそく、子供は派手に転んで後頭部をスコーンと打ったようだが、ヘルメットのおかげで問題ないようだ。
上達するに連れて、スピードアップしているのでダメージも今までとちがう。ヘルメット購入は妻の好判断だ。
程なく、朝ごはんをまともに食べていない子供は燃料切れ。機嫌が悪くなってきたので早めにランチにする。
レストランは激混みだが、なんとか席を確保。
子供はカレーライスにしたようだ。
大人は、持参のおにぎりと唐揚げ。
お腹も落着き、午後の部をスタート。
「体重が重くなったからスピードがでて滑りやすくなった!」ほぅ、やる気はあるね。
子供は林間コースが気に入り、木の間を器用に滑り抜ける。
妻はカービングを習得するため体を倒してターンの練習。
いつの間にか17時の営業終了を迎え、丸一日、家族でスキーを堪能した。
高価な遊びだが、子供が興味を持つ間はできるだけ家族でスキーを楽しみたい。