チミとぺ日記

北海道在住のある家族のあそびや体験を記録した日記(当ブログではアフィリエイト広告を掲載しています)

ちなみにしまなみ (その2)

因島への船渡しを待つ間に、お土産で買ってみた牡蠣の干物と おはぎを食べてみる。

 

きなこは、おはぎと言っていいのか微妙な感覚だが、うまし。

 

牡蠣の干物は、こりゃつまみだね、最高。

途中、郵便局で現金を下ろしたりして、因島大橋の下まで来た。

 

海を眺めると、え?川?と思うくらいゴーゴーと潮が流れている。

動画を撮ってみたが、川だ。

こりゃ釣りは厳しいなということで、少しあたりを探索。

 

岩場でカニを捕獲。

早いね。

 

こはちょっと厳しいなということで、旅館の目の前の小さな漁港にロックオン。

足下には、小さな魚。

子供は察知が早い。

「鯛の小さいのだ」

「あれは小さなイカだ」

ゴンズイボールだ」

「ボラがはねた」

もう見てるだけで楽しいが、なにか釣りたい。

 

夕方だというのに、暑さは衰えず、体力も厳しくなってきた。

 

夕飯を18:30にお願いしていたので、ギリギリまでやってみる。

 

大人チームはほぼ諦め、妻には先に旅館に入ってもらおうと車へ移動したとき 子供の竿がぐんにゃり。

 

こういう時ってなんか釣るよねー。

なんと、エイ。

初魚種です。

 

なんとかズリ揚げて。

目が怖っ。

リリースして宿へ。

 

民宿布刈

https://maps.app.goo.gl/sHiwY1EVfov2NXrz8

 

 

 

建物は新しくとてもキレイ、一日一組しか取らないそうで ウチだけだった。

 

お風呂もトイレも安心。

 

部屋は和室で、寝室と居室を分けてくれていた。 ありがたい。

 

2階からの眺めは目の前に海。

いいねー。

さて食事。 何が出てくるか、楽しみだね。

おおー、まずはお刺身、と小鉢。

 

ピンクのクラゲはビビッドでおどろいたが、コリコリうめー。

 

ネブトの南蛮漬け、これは正解。

 

ジャコときゅうりのすのものも、凝っていて美味。

刺身はハモと鯛とたこ。

どれもうまし。

 

茶碗蒸しなど、たくさんあったが痛恨の接写撮り忘れ。

 

でも鯛の兜煮はとっても美味で、感動。

このほか、おいしい味噌汁とごはん、天ぷらも揚げたて。

鮭?サーモン?にはなぜか枝豆が添えられる。

 

お酒も進む

 

器も可愛い

〆にゆずシャーベット。 満腹で最高。

夕涼みに、港へ子供と行ってみた。

 

驚くほど潮が下がっていて、まるで違う港みたい。

静かで、星もよく見えて、何かわからないけど魚がいた。

 

クーラーのきいた広々和室に布団とタオルケット、最高。

 

翌日は船釣りを予約しており、5時頃宿を出る。

宿の方は、「寝ているので、カギを開けて出て行って良いですよ」とのこと。

 

なんだかお礼を言い損ねた感じだが、手土産に持ってきた札幌農学校は 喜んでくれたようなので、まぁいいか。

 

宿の2階から見える朝焼け。

なんていいところなんだ。

 

宿を後にして、朝ご飯と昼ご飯をコンビニで調達し、集合場所へ向かう。

船着場には4名のグループがいて、ウチと合わせて7名。

 

船長には恒例のクラシックと鮭トバをお土産にご挨拶。

船は岸から10mほど離れたところに係留してあるので、ボートに乗って船長がロープを手繰り、乗船。

 

初めてのタイプ。

いよいよ出発。

天気は最高、暑くなるようなので、塩分チャージのタブレットをなめる。

 

ポイントは、南下して弓削島の近くまで。

ほぼもう四国本土に近い。

はじめのポイントで、お父さんアジをかける。

一応青物? しかし船内反応が良くない。

 

いろいろ行ったり来たり、ポイントを移動してみるが、なかなか釣れない。

暑さもあり、いやな予感。

昼すぎに、見かねた船長が、ナスおもりにタイラバのスカートを着けた仕掛けをくれて これでやってみてと。

すると、お父さんに真鯛がヒットしたが、たも入れ直前でバレてしまった。

 

ショック。 灼熱の中、ワンピッチジャークを続ける子供を見て船長が 「上手ですね、初めてと思えない、ジャークの型ができてる」とお褒めの言葉。

 

でも釣れず、根掛かりなどで仕掛けをロストし、士気も下がり天を仰ぐ。

しかし後半、アジのナブラポイントで、みんなアジをいくつかかけることが出来た。

同乗のグループではアコウがかかっていたようだ。

 

ウチはアジと、なぜか釣れたキス一匹のみ。

15時頃まで船長は粘ってくれたが、結局、ブリなどの青物は釣れなかった。

 

 

船長が申し訳なさそうに、「居るにはいたんだけど、追ってきて食わないという状況でした」 とのこと。

「今日は尾道で花火大会がありますよ、三原からなら電車で二駅だから是非」

なぜかやたらと花火推し。

 

「今日は残念でしたが、11月にはトップで70cmとか狙えるので、是非来て」とのこと。

トップで70cm、魅力的~。

 

お礼をして、解散。

車に戻ると、車内は激アツ、おそらく70℃くらいあったんでなかろうか。 ペットボトルの水が、お湯だった。

 

晩ご飯は、三原駅近くの居酒屋を予約、でもそれまで待てないくらい おなかがすいていたので、スーパーに寄って小腹を満たす。

 

買い物の数分の間に、駐車していた車内は激アツに。

 

スーパーの冷房と外の灼熱、車内の激アツ、体がおかしくなる。

 

レンタカーを返し、また三原ステーションホテルへ。

 

ウエルカムアイスは、ありがたい。 シャワーを浴びてすっきりしてから、居酒屋へ。

 

ひょこめ

https://maps.app.goo.gl/MRWoxfnQaXK9UZRE7

ぶっきらぼうだが、注文を完璧に暗記する女将さん、職人という感じのマスター。

メニューも渋い。

ビールがたまらん。

好きなモノを、好きなだけ食べよう。

まずは刺身盛り合わせ

 

鯛、たこ、マグロ、タチウオ、アワビ、どれも素晴らしい。

 

お通しはタコの酢の物

 

やはり気になる、チーチーイカ沖漬け、ねぶと などの 聞き慣れないものもいこう。

 

味噌サザエ

ミソサザイっていう小さい鳥いたよね。

鱧ちり

酢味噌と梅。

 

米茄子田楽

鯛西京漬け

あ、ここにも枝豆。

こういう文化なんだねー

 

前日の煮付けの感動をもういちど、シマアジ頭煮付け 豆腐入り。

酒もすすむ

広島なら酔心だ。

それにしても、食事もそうだが器がまたイケてる。

 

チーチーイカ

ヤリイカっぽい感じ

 

雑炊もいただいた。

具はたこだ。

珍しいよね。美味し。

 

 

ねぶとは、タモリと一緒にスーパーで見た。

スナック感覚でいくらでも食べられるが、侮るなかれ、魚の味が良い。

 

どれもこれも、いい仕事がされていて、「全うま」(全日本うま連盟) という言葉が生まれた。

 

満腹で宿に帰り、翌朝は朝イチの飛行機なので、早めに就寝。

 

ビサンタクシーにて空港へ。

空港でお土産を買って、軽食を。

無事に新千歳へもどり、千歳市内でランチはうどん。

 

千歳饂飩

https://maps.app.goo.gl/2WY3j3enWSzYnmcPA

ついでに岩下製菓のショップによって、ソストを食べながら 伊達へ帰還。

釣ったアジは鮮度良く輸送でき、頑張ってみんなで下処理。

そうそう、船長がくれた、カマスもあった。

 

カマスはあぶり、アジは刺身となめろう、アジフライに。

 

アジは卵と白子があったので、煮付けてみた。

忘れてならないのは、広島の味「うまいでがんす」

広島だけど、がんす?そうでがんすの狼男は、山形でないの?美味いけど。

 

3泊4日だが、ほぼほぼ2日しか遊んでない・・。 が、満足な旅でした。

 

おわり