チミとぺ日記

北海道在住のある家族のあそびや体験を記録した日記(当ブログではアフィリエイト広告を掲載しています)

関東釣り旅行 その4

ポイントに到着したようだ。

周りには同じような釣船が。

 

「どうぞ、40mくらいですかね、反応ありますねー。着底したら3~5m巻いて。アタリがあったら教えてくださいね」

 

言われたとおり始める。

 

こんなに人数が居て、果たして我が家の竿に来る確率は?

 

あまり誘わない方がいいという、常連さんの言葉のとおり、じっと待つ。

 

アタリはわからない。

 

すると後方のお客さんがヒット。

 

水面にギラリと銀色。

タチウオだ。

 

魚は居るね。

 

気合が入る。

 

「食い気が渋いんでね、アワせないで、マゴチの釣りのように、呑ませる感じでいいですね」

 

マゴチを釣りが分からないが、カレイ釣りのようなもんか。

 

妻にアタリがあった。

 

でもアワセない。

 

 

こんだけ人がいると、至る所でお祭りが発生。

 

仲乗りさんは大忙し。

 

妻も「絡んでるかも」と上げてみると、子供と絡んでいたが、水中に銀色が。

 

まさか。

 

やったー、タチウオゲット!

 

スゲーな、渋いと言われるこの状況で掛ける妻。

 

負けじとお父さんと子供も気合が入る。

 

子供にアタリがあったとのこと。

 

でも乗らない。

 

お父さんにもアタリ。

かなり明確なアタリだが、じっくり呑ます。

 

もう良いかなと上げてみると、

乗ってる。

 

やったか?

 

しかし

 

いや、でも、いいサバだよね。

何より魚が釣れて良かった。

 

 

その後、船長がいろいろと場所を変えて、他の船の情報をアナウンスしてくれながら、やってみるもノーヒット。

 

気付けばすごい釣り船の数。

 

後ろのお客さんが一人、大きなタチウオをかけていた。すごいな。

 

 

 

「タチウオ、思ったより反応良いんですがね、やっぱり渋いんで。アマダイに向かいます」

 

 

20分ほど移動する。

 

昨日居た千葉のザ・フィッシュが見える。

千葉からの方が近いのでは・・とか思いながら、ポイントに到着。

 

今度は100m以上ある。

 

着底まで落とすのも30秒くらいかかる。

巻き上げるのはもっとかかるが、期待もでかい。

 

 

この釣りも、呑ませる釣り。

基本、アタリがあってもすぐアワせない。

 

100mを越す釣りは、九州の釣り以来だが、その時は連子鯛など明確なアタリに即アワせ。

 

 

比較的、体に染み付いた釣り方だし、電動リールだったので苦はなかった。

 

今回はなかなか渋い釣りだし、手巻きなのでキツイ戦いになりそうだ。

 

そんな中、船中で誰かアマダイを掛けたとのこと。

見えなかったが20cmくらいとのこと。

 

居ることは、居る。

 

 

そして、外道はたくさんかかるようだ。

 

(家で撮影)

トラギス

ホウボウ

カサゴ

ヒメ

外道と言っても、赤色や黄色などウチには珍しいお魚。

 

となりの常連さんは、ポイッとリリースしたりカモメにプレゼントしたり。

 

そんな中、オニカサゴが子供にかかった。

 

12cmくらいのミニサイズだが、仲のりさんいわく「このサイズでも、お兄ちゃんと同い年くらいだよ」

 

へぇー成長が遅いんだね。

 

 

しかし、なかなか釣れない。

 

やっぱり渋いようで、他のお客さんにも本命のアマダイはかからない。

 

 

大きめのオニカサゴは釣れたようだ。

 

 

ポイントを転々として、時間も迫る中。

 

妻に異変。

 

巻き上げるのもだんだん辛くなってくるところだが、それにしても辛そう。

 

うんしょ、うんしょ、とひたすら巻き上げると、海面に白っぽい影。

 

 

んん?しかもけっこうデカいよ。

 

なんと

 

これは立派。

「奥さんやりましたね、タチウオも釣りましたよね、すごい」

 

 

負けてられない。

 

が、お父さんは根がかりで仕掛けが切れたり、子供はハリスが1本切れたり。

 

トラブルも続き、厳しい戦い。

 

ついに、「あと30分ほどで上がります」

 

船に乗ってて一番聞きたくない言葉。

 

子供は大きな魚が1本も釣れていないのと、100m越えの手巻きの疲労もあいまって、ダメージが大きい様子。

 

 

だんだん腐ってくるところに、元気づけようと声をかけたが逆効果だったようだ。

 

妻がタチウオアマダイをゲット、お父さんはサバをゲット、子供は小物外道ばかり。

 

そりゃめげてくる。

釣れてる人からいくら「がんばろう」と言われても嫌味に聞こえるかもしれない。

 

でも子供には声をかけずにはいられない。

 

雰囲気悪いまま、「おつかれさまでした」の合図。

 

追い討ちをかけるように、船長の撮影会。

 

帰りは1:30くらい走る。

 

千葉の沿岸を眺めながら、アクアラインが見えてきたらもうすぐだ。

 

 

下船。

 

「みなさんなかなか厳しかったんでね、少しですが昨日釣れたアジ、持って帰って」

 

少しいただいて。

 

駐車場まで歩いて帰ろうとすると、どこかから「ちよっと待って!」と聞こえたが、こちらを向いている人は居ない。

 

 

ウチじゃないかな、と歩き始めると、後ろから「これ持ってきな、今日釣れたアジだから。どうだったい?」

 

向いの船にいたあの常連さんだった。

 

「なんとか、妻がタチウオアマダイゲットできました」

 

「へぇー、すごい、良かったね、また来てね」

 

わざわざ呼び止めて、自分のクーラーから魚を分けてくれた。

なんていい人だ。

 

なんのお返しも出来ないが、みんなでありがとうございますとお礼をして、クルマへ戻った。

 

(ホテルで撮影)

 

釣りたてこんなに活きのいいアジは初めて。

 

なめろうにしてみたいね」

子供も落ち着いたようで、気持ちは切り替わっている(食の方へ?)

 

お昼ご飯が少なかったのか、みんな腹ぺこだってようで、近くのコンビニで小腹を満たし、ようやく落ち着いた。

 

 

今回の釣り旅行での釣りはこれで終了。

 

船酔いせず怪我もなく、何より目的物を全てゲット出来たことをみんなで讃え合いながら、それでも子供は悔しいので今度はもっといい時期に、タチウオを攻略したいなど、話は弾み、横浜へ。

 

首都高、こわい。

 

 

なんとかレンタカー返却までたどり着いた。

オリックスレンタカー横浜駅前店
045-471-5430
https://maps.app.goo.gl/mEvNuQxa6wdUPd9b8

 

 

もう18時。

 

レンタカーを返却している間に妻が夕食どころを予約。

 

昨日休みだった、あの焼肉店だ。

 

横濱慶州苑 新横浜店
045-475-4129
https://maps.app.goo.gl/qwy8pHUskL9YNfX6A

 

タイムロスの少ないナイス予約。

人気店らしく、ちょうど空いていたようで、ラッキー。

まずはカンパイ。

さぁ食べるぞ。

(腹ぺこだったので写真少なめ)

上等な肉、スープやライスもしっかり食べて、なんと締めにはアイスのサービス。

ああ満足。

 

 

おっと忘れてはならない、旅先でのなめろう

 

 

まず、味噌がいるな。生姜と小ネギも調達したい。

醤油は持ってきたから大丈夫。

 

ホテルの近くに、まいばすけっとがあった。

 

 

残念ながら小ネギは無く、味噌もかなり大きいのしかない。

 

んー、困った。

 

7分ほど歩くともう一店舗あるので行ってみよう。

 

 

 

ここには小ネギもしょうがもあった。

味噌、即席味噌汁の、具と味噌が別々のヤツでいってみよう。

 

ホテルに戻り、疲れた身体に鞭打って、子供が頑張って、カワハギとアジを捌いてくれた。

極上のなめろうが出来上がった。

 

新鮮そのもの。

有り合わせにしては上等な。

 

 

焼肉あとの夜更けになめろうとカワハギの刺身。

こんな夜はそうそう無いだろう。

 

明日に備えて就寝。

中華街が待っている。

 

 

 

その5へつづく