今年もワカサギ釣りの時期が来た。
ポロト湖でのワカサギ釣りも今年で3年目。
今年は1月に入り暖気が続き、オープン後に一旦閉鎖したようだが、25日に再開したとのこと。
部活のない28日(日曜日)は久しぶりのみんなでの釣りとなった。
釣りのための早起きも久しぶりだ。
前日には妻が昼ご飯を準備。
今回は鍋焼きうどん。
天気は最高。
風弱く日中はプラス気温。
さぁ行こう。
朝暗いうちに釣りに出かけるのはホント久しぶり。
虎杖浜で日の出。
ポロト湖に到着すると、センターハウスの駐車場はやはり満杯。
妻と子供に降りてもらい、車はミンタラに停めて(ワカサギ釣り客は駐車場利用可能)、戻ってみると。
良さげな3つ穴を見つけたが、氷を割るのに苦労している。
金槌を持ってきたけど、厳しかった。
8時前だが、管理の方が、どんつき棒を持って氷上に居たので、借りることに(どんつき棒は無料で借りられる)。
金槌を見兼ねたのか、近づいて来てくれた。
やっぱこれだね。
無事穴ができた。
ポップアップテントは設営が早い。
中はブルーシートやヨガマットなど敷いて、靴を脱いで入るスタイル。
さぁ釣るぞ。
今回は、秘密兵器がある。
小さなアタリを逃さないため、できるだけ細い竿が欲しいということで、コルソで一番細いであろう竿先を買っておいてあった。
あとはグリップだ。
子供が色々とネットで探し、何やら前日に木材を切ったり削ったり、作業をしていた。
これまでなら、危なそうな作業は無いか、そりゃ無理だろというところで、つい口出しをしてしまっていたが、今回はそれは無し。
使う道具、材料、家にあるものはすべて自分で選び、ないものは一緒に買いに行ったが、選ぶのは子供に。
そして出来上がったのがこちら。
バルサ材で加工しやすいこともあるが、接着するだけでなく、彫刻刀で彫り込んで組んだり、作る過程でも、工夫がいっぱい。
型もよく考えられていて、持ちやすく、バランスも良いようだ。
いいねいいね、と言ってる間に
やりましたね。
自分で作った道具で釣れるのは、この上ない喜び。
今年もまた、会えましたね。
アタリはポツポツ。
日が指してテント内は暖かい。
気づけば周りは大賑わい。
天気の良い日曜日、子供連れが多い。
さて釣果は、なかなか伸びない。
要領はなんとなく掴んだが、名人のように数は釣れない。
何が違うのか、子供が外に出て、観察。
すると入れ食い状態のおじさんを発見し、ちょうど初心者らしい親子に説明しているのを隣で聞けたようだ。
・サシは白サシ半分にする
・集魚板
・誘いをいれる
ほう。集魚板以外は同じ。
あとは仕掛け、特に針の号数とハリスの長さ等だが、遠目にはわからない。
テントに戻り、集魚板の代わりになるものを探す。
ちょうど、お菓子の包装紙がよさげ。
Chococo(抹茶)の個包装フィルムの内側が銀色。
四角く切って折り返し、スナップに指して装着。
即席の集魚板を試してみる。
効果は定かでないが、釣れる気がする。
少しずつ釣果を伸ばし、腹も減る。
鍋焼きうどん作戦成功。
こりゃあったまる。
周りからは、今年は渋いなどの声が聞こえる。
確かに渋い。
表層にも居ない。
寒くないので、テントから出て、穴を巡っていると、小さい姉妹の子供連れのお母さんが「全然釣れなくて、子供に釣れてるところ見させてもらって良いですか」とのこと。
もちろん。
釣れたワカサギも触ってもらって、少しだけおすそ分けしてあげると、喜んでいた。
ミニ人間はかわいいよねとか言いながら、テントに戻って夕方まで釣りを堪能。
今回はダブルが数えるほどしかなかった。
ヌシも釣れたが、やはり渋い結果。
寒くなってきたと思ったらもう16時に。
上がるか。
クマガイに寄ったが目ぼしいものはなく、そのまま帰宅。
朝日から夕日まで、一日家族で釣りで遊んだのは久しぶり。
これほどまでに貴重な時間だったと改めて想う。
さぁ何匹かな
95匹でした。
ミニ人間におすそ分けした分を差し引くと100はいったね。
ということで
唐揚げはやっぱ美味いよね。
今年もポロト湖のワカサギは渋いながらも、新兵器で釣果を得られたことは、数よりも大きな前進ということで。
また行きたいね。