宿の支払いを済ませると、出掛けに社長が、上ノ国の石崎で鮭が釣れているとの情報をくれた。
鮭が居るのなら寄ってみよう。
よこはま荘を出発し、まずは昨晩釣れた松前港内の様子を探ってみた。
が、ワームが一瞬でボロボロ。これはヤツの仕業だ。
40秒で退散。
石崎へ向かった。
R229を北上、小浜、小鴨津川、懐かしいウミアメの修行時代を思い出す。
石崎には45分くらいで到着したが、港内には何人か鮭釣り人が居るも活気がない。
声をかけても「釣れね」。
見込みがないので竿も出さずに一路、せたなへ向かった。
目指すは鵜泊漁港。2:30くらいかかる。
その道中に、何かあれば寄っていこう。
まずは、かもめ島。
子供の頃に家族でキャンプにきたことがある。
開洋丸という船があったかどうかは覚えていない。
次は繁次郎。自称日本一小さい道の駅も。
はんじろうと読んでしまい、ポリポリ。
さて、先に進もう。
お昼は店による時間もないので、どこかでコンビニかな、なんて話していると、ふと、R229とR227の交差点で妻が一言。
ラキピは江差にもあるんだね。
おお、最後に買っていくか!お昼ご飯は決定だ。
ここからは、お父さんも未踏の地。
海岸線をひた走り、鵜泊漁港に到着。
ちょうど釣り上がった方に話を聞くことができた。
とても親切な釣師の方で、話ぶりからかなりやる人のようだった。
この辺りでシーズン最後まで鮭が釣れるのはやはりこの漁港で、港内には鮭が居るも食わない。
でも、たまにバシャーンと跳ねるので、やめるにやめられないとのこと。
まずは、やってみるか。浮きルアーに赤いかをつけて投げる。
みんな巻いてこないようだ。食いを待つのかな。
投げといて、足元を探ると。
ハゼだ。しかもデカイ。
小樽で釣れていたとき以来、お久しぶりのハゼ。
しかも入れ食い。
少しお持ち帰ることに。唐揚げだ。
しかし、鮭はさっぱりだ。
周りも誰も釣れてない。
外海側の防波堤に移動して、テトラ穴や岸壁下を探ってみると。
ラキピで昼食。
お腹も落ち着いたところで、鮭を釣り上げた人が。目の前で鮭が釣れると、ざわつくが、明日は学校なので、18時くらいには帰りたい。でもここから4:30はかかる。
14:30 納竿。
岩内周りで帰路に着く。
今回の旅は、大物は出なかったが、魚種が豊富な釣だった。
ガヤ、シマゾイ、クロソイ、ウサギアイナメ、ドンコ、フグ、シマダイ、マメアジ、ウミタナゴ、「し」の魚、アブラコ、カジカ(小)、マゴチ、虎のヤツ、全14魚種が釣れた。
約700キロの長旅にも関わらず、子供はぐずらずに車に乗って移動することができるようになった。ちょっと前なら出来なかったことで、足を運べなかった場所にも行けるようになってきた。
子供の成長を喜びつつ、もっとお父さんも体力をつにけなければと反省するところ。
今回も無事に帰宅。
次はどこへ行こうかな。
道南釣り旅行~函館松前せたな~おわり