久しぶりに仲間と渓流釣りへ。
ピリカの温泉に宿をとり、1日目は渓流釣り、2日目はフローターの予定。
久しぶりすぎて、フローター用の#5のシンキングラインを忘れる。
ちなみに後で気づいたが、ストリーマーのフライボックスも忘れた。
だめだこりゃ
もうひとつ言うと、渓流釣り用の#4のリールも忘れたが、#3で代用。
1日目の土曜日、天気は優れず、曇りで霧が。
しっとりした釣りだが、その時にしか見られない美しいものも見られる。
釣りは問題なく出来るが、晴れより気分は乗らない。
虫が少ない、ライズがほぼない。
そんな中で、仲間のひとりが作ってきたフライが面白かった。
百均のワームをクロカワムシに見立てて、巻いてきたというフライ。
それはフライか?
など、
仲間から疑問視される中、「ハックルとレッグを付けているからフライだ」
「そうだな」と、半分納得ながら、
結果、このフライは見事にこの川で中型のニジマス2本と、アメマス1本をかけた。
そういや石をめくると、ヒゲナガのピューパがいたな。
色も大きさも、合っていたのだろう。
そして何より、ワームの「プルプル感と噛みごたえ」という特徴が、よりリアルなのだろう。
普通のフライマテリアルではなかなか出来ないし、禁断と思われる、ワームに手を出した、自由な発想が高く評価された。
さて、正統派の我々は(何を以て正統派かはさておき)、ドライやニンフで苦戦する。
そんな中、ヒゲナガが一匹だけ飛んでいるのを発見。
久しぶりだねーと声をかけると足に止まった。
あ、マドラーミノー使ってみるか。
いい流れ込みにポンと落とすとバッコリ出てきた元気者。
体高があり大きさ以上の引きを楽しめた。
その他、#8のスティミュレーターに果敢に飛びついた、可愛いイワナ
ま、そこそこ楽しめたし、何より仲間と川を歩いて一緒に釣りができたことが嬉しい体験だった。
釣り上がってから今金のAコープで夜ご飯を調達し、ピリカの温泉に浸かってから、呑みながら昔話などに花が咲き就寝。
翌朝はあいにく雨。
フローターは諦めざるを得ず、朝食をみんなで食べて、ゆっくりおしゃべりしながら食後のコーヒータイム。
晴れてたらこんなにゆったりすることは無いのだが、これもまたいい。
「釣れなくてもいいの、みんなと釣りが出来れば」
なんて言う言葉も先輩からは自然に出てくる年代になってきた。
怪我をしないように、ほどほどに釣れる釣りもいい。
ひとりの釣りや、家族や子供との釣りとは違う、仲間との釣りも、色々と気付かされる点がある。
さて、ワーム探しにダイソー行ってくるか。
(追記)
これが400こめの日記になった。
書いたなー。
始まりは2018年の奥尻キャンプ。
子供ちっさ。