チミとぺ日記

北海道在住のある家族のあそびや体験を記録した日記(当ブログではアフィリエイト広告を掲載しています)

噴火湾のヒラメも釣りたい

週末は、金曜日の仕事終わりに噴火湾を回って伊達に帰る。

 

だが今週は、黄金マリンを土曜に予約したので、金曜日を在宅勤務にして、木曜の夜に伊達に帰る。

 

こないだ芳しくなかった、ポケットボートの釣り。

 

妻からのリクエス

「バケでヒラメを狙いたい」

ほほぅ。

 

豊浦のマジカルアワーで、バケで釣ったね。

 

でも道具がないので、イチから準備が必要。

 

在宅勤務が終わると、すぐに道具の調達へ。

 

登別のフィッシュランドまで行くと、中古釣具があるから、バケあるべ。

 

 

行ってみると、欲しい重さの300gくらいのがない。

600くらいのはあるけど、重すぎ。

 

しかたなく、新品を買うことにした。

 

後ろの樹脂の部分が黄色と緑とピンクがあり、直感でピンクにした。

 

樹脂のまんまだとなんかかっこ悪いので、キラキラシールを貼ってみることに。

仕掛けは、マジカルアワーの船長オリジナルを真似て、子供が作成。

 

たこキャップと針二本で親針は遊動の仕組み。

子供は、カレイ釣りに集中しているようだが、釣りの前の晩に作ってくれた。

 

翌日は4時出航なので3時過ぎに起きるのに、前の晩に遅くまで作業をしてしまう。 気持ちはよくわかるが、当日のコンディションに影響するので早寝が必須だ。

 

ただし今回は、バケの購入がその前日の夕方になってしまったことで、夕飯後に仕掛けを作るしか時間が無かった。

今後は改善していきたい。

 

エサのチカは、昨年室蘭で釣ったものを、いつかヒラメ釣りに使おうと、冷凍庫のスペースを占領して保管していた。

 

冷凍庫スペースが空くが、たくさん釣れたら倍返しにならないだろうか。

余計な心配だ。

 

さて、ほぼ寝たのか寝てないのかわからんうちに起床時間。

小雨が降っており、肌寒い。

受付をして船に乗る。

 

だんだん慣れてきた。

係のお姉さんに、ヒラメはどっちの方で釣れるか聞いてみると、 「あっちの方がいいかもでも網があるから近づきすぎないように」 とのこと。

 

そういや先に出た船もあのへんに集まっている。 そこへ向かう。

 

 

風と潮の流れが同じ方向で、けっこう流される。

 

アンカーを打たないと流されすぎる感じ。

 

さっそく、仕掛けを準備してエサは子供が慎重に取付ける。

妻がバケを投入。

 

しかしアクシデント。

 

絡みまくり。

 

 

原因は、道糸とバケとの3又サルカンの、枝スとなっている部分にを仕掛けを直結していたが子供曰くチューブを取り付けないと絶対に絡むとのこと。

 

これは実は前の晩に寝る間際まで仕掛けを作っていた子供が「チューブつけないと」と言っていたのを軽視して「もういいから寝なさい」と言ったため取り付けられなかったものだった。

 

ごめん、こんなことになるとは。

 

カレイ釣りの一本針仕掛けにチューブがあり、それを外して取り付けてくれた。

 

子供はカレイ釣りがしたかったのに大事な仕掛けをバラしてくれた。

 

結果、見事に絡まずに泳ぎまくる。

 

ありがとう。

 

そしてそのときはすぐにくる。

 

しゃくっていると、いきなりガンッと来らしく、いつもアワセが緩い妻が激アワセ状態に。

 

一番ビックリしたのは隣にいた子供。

 

 

竿先が海面に刺さる。

ギュンギュン突っ込むこの引きは。

 

きました。ヒラメ。

 

やった、ホントに釣れた。 居るぞ、となると、ワームに切り替えてやってみる。

 

すると、お父さんのワームに来た。

これはうれしい。マジうれしい。

 

そんななか、妻には何度もアタリが。

バラした時のエサには、スッパリと噛みあと。

そしてその後、もう一枚追加した。

妻の平物無双状態。

すげーな。

 

そして、少し移動しながら釣っていると、いつの間にか網がすぐ近くに。

 

焦ってボートを移動しようとすると、バケがまだ上がりきっていなかった。

 

「待って待って」エンジンで聞こえづらいなか、網の直前まで来てしまっていたので船を動かすと

 

「来てる来てる魚ついてる」

えらい騒ぎになってしまって子供が踏ん張ってくれなければ竿ごと海へというギリギリの状態となったが、なんとか持ち直した。

 

ほんとゴメン。

そして落ち着いてあげてみると、なんと。

あいやー、でっかいアブラコ。

しゃくりの動きでなく、ボートの急な動きに反応したのだろうか。

 

釣れるんだね。

針を外すと、口から何か吐き出した。 なんとワレカラの塊。

 

網に付着するワレカラばっかり食べてたのかな。(あとで捌くと胃袋はワレカラだらけでした)

 

ハプニングからのうれしい外道。 子供のカレイ狙いは、もしかしたらバケに驚いてカレイが逃げてるのかも。

 

ということで、場所を変えて、前回カレイが釣れたところに行ってみる。

すると。 おー居るね。

みんなでカレイをいくつか釣ることができた。

 

トイレに一度上がり、延長してもう一度ヒラメ場所に。

 

今度は子供の出番、バケをしゃくっていると、とんでもない勢いでアタリ。

残念ながらバレてしまったが、相当今のはすごかったぞ。

 

「ドラグが緩くてアワセが決まらなかった」と、ギチギチに調整。

 

もう一度エサを替えて。

 

すぐにアタリ、今度はがっちりフッキングしたようだ。

かなり重そう、上がってきたのは。

おおー、タガちゃんきたねー!

明らかに一番大きいです。

 

これには子供も大満足。

 

「しゃくっていると、なんか、ガヒッっていう違和感があったら、次のしゃくりでガンッてくるんだよ」

 

ガヒッ って、擬音初めて聞きました。

 

 

 

時間が迫ったので、最後にカレイをやろうと移動。

少しイシモチを追加したが、もうみんなぐったり。

 

 

風が強くなりうねりがでて、子供も妻も船酔い寸前。 上がることにした。

 

どんよりした一日だったが、黄金を過ぎて伊達方面はいい天気。

 

よくある黄金を境に室蘭方面がどんよりだったようだ。

晴れてたらもっといい釣りだったのにねと、帰宅して成果を。

おおー、前回と比べると雲泥の差。

 

「前回と同じことやってたって釣果変わらないでしょ、バケとか変化を入れないと」

 

妻の変化の提案は大当たりだった。

 

疲れた体にむち打って、錆びてはいけない道具たちを洗って乾かし、臭くなるネットやビク、濡れてしまった道具たちを洗って干す。

 

この作業がホント大変。

休みながら、なんとか片付け、子供が魚の処理を。

 

夕飯はもちろん、ヒラメとイシモチカレイとアブラコの刺身食べ比べ。

アブラコは、煮付けに。

 

アブラコは、ワレカラを食べていたせいなのかわからないが、すごいうまみ。

 

ヒラメは弾力があり甘い、エンガワは脂がちょうど良く、鼻に抜ける香りは最高だ。

イシモチカレイは、定番のうまさ。

 

伊達の甘露豊水も、父の日前倒しでいただきました。

最高です。

翌日は、カレイを干してみたり、昼食に子供が一人でヒラメパスタを作ってくれた。

ここまで一人で作れるようになったのは感心。

そして超絶美味い。

ありがとう。

 

夕飯もヒラメの天丼。

 

言わずもがな、フワフワの身に今年も会えた。

まだまだいっぱい食べられる幸せ。 ヒラメ釣りは釣り味もいいし、食べる楽しみも同じくらいあるから、最高よね。

 

いつの間にか、バケの仕掛けが子供により増産されており、「またすぐボート予約して」。

 

味をしめるとはまさにこのこと。

いきましょう。 三角バケも追加しなきゃね。

 

冷凍庫はなかなか空かないねー。