土曜日、パッとしない天気だが、ちょっと室蘭でも釣りに行くか。
妻が作ってくれた焼き鯖寿司をもって、昼頃に港に着くと、何人か釣り人が。
何が釣れてますかと、聞くと、サバが釣れているとの事。
足元を見ると、結構型のいいサバが釣れているようだ。
「となり、空くからここでやるといいよ」
たまたま声をかけた男性から、うれしい一言。
「仕掛けはこういうので、撒き餌しないでカゴつけて、動かさない。これで釣れるよ」
子供に丁寧に教えてくれた。
ありがたや。
しかし、なかなかおじさんのように上手く釣れない。
何が違うのか。
見かねたおじさんが、なんとサビキを貸してくれた。
なんだか、何から何まですみません。
しかし釣れない。
なんだろう。
もしかしてオキアミが良くないかな。
古いのはやめて、違うのを使ってみると、子供にサバがかかった。
なかなか型が良くて、走る。
楽しい。
妻が新しいオキアミを買いに行ってくれている間に、いくつか釣れて、おじさんと少しお話もできた。
「マガレイを釣りに来たんだけど、様子見に来たここでサバが釣れてたから、サバ釣りにした、ホントはイワシがいいんだけどね。」
わかるわかる。
イシモチカレイは、実は刺身が美味いよねとか、あそこでこんなのが釣れるとか。
わかるわかる。
釣り場での、お話は楽しい。
子供が魚を捌いて刺身を作るなどの話をしていたら、
「神経締めって知ってるかい?」
と、実演してみせてくれた。
子供は興味津々。
「サバは、釣れたあとのバタバタで身割れするから、こうして締めると身割れしないんだよ。捌くならわかるしょ?」
玄人好みの話題、うれしい。
なんと、手持ちのステンレス棒を折り曲げて、神経締め棒を子供にプレゼントしてくれた。
なんて素敵なひとなんだ。
サバはたくさん釣れる。
子供は「内臓だけとって行くわ」と、バケツで概ね処理してくれた。
助かるわ。
しばらく止まることなく釣れ続ける。
大きいのが釣れたり、おじさんにダブルでかかったら、お互い喜びあい、楽しい時間を過ごすことができた。
けっこう忙しく釣れたので、写真少なめ。
おじさんが、そろそろ上がろうかという頃、イワシの群れが入ってきた。
「んー、、今来たか~」
9割方片付けが終了した後の、本命。
悩ましいですね~
「やろう!」
師匠、さすがです。
後で子供にきいたら、もしここで師匠がやめてたら、その間にウチで釣れたイワシをプレゼントしようと。
まぁ、そんな心配はなく、師匠もたくさんイワシをGETして、みんな無事納竿。
おじさんにお礼をして別れを告げ、家に帰ると魚捌き地獄。
イワシは最大で25cm、なかなかだな。
みんなで二時間弱で仕上げた。
あー疲れた。
さて今日は、とことんやるぞ。
腹ごしらえしたら、ハモ釣りに初挑戦だ。
子供はちょっとした隙に、ハモ用の天秤仕掛けを作ってくれた。
まずは晩御飯。
鶴つる亭
0142-22-3323
https://maps.app.goo.gl/YtDnpXxDMoJHqNSk8
白醤油
塩
塩と白醤油の見分けがつかないが、出汁が美味くて、好きなタイプだ。
赤味噌は、名古屋の味噌煮込みうどんに近い。これもまた美味い。
チャーシューは、ジューシーでほどけるタイプ。いい。
腹ぺこなので、サイドメニューも
おにぎりだが、チャーシューの欠片とタレを和えている。これも美味し。
さて満腹で、伊達漁港に行って投げてみたが、反応無し。
気力はあるが、遅くまでやる体力がなく、初挑戦はボウズで終了。
まぁいいだろう。
またすぐ来るぞ。
翌朝
子供が手開きしたいわしは、子供の手によって、なめろうへと変身。
脂ノリノリ、また釣りたいね。
また、あの素敵な師匠にも、どこかで会えるといいね。