子供のリクエストで、土曜日に室蘭沖堤防へ。
予約の電話をすると、カジカが釣れているようで、アブラコも期待出来るとのこと。
先週の釣りで、イソガニをエサにアブラコが釣れたので、今回も期待して水曜の夕方にカニを捕りに行き、たくさん確保。
寝る時間を過ぎてしまったが、1匹ずつ神経じめして冷凍庫へ。
ていうかカニの神経じめの仕方なんて・・YouTube様さま。
沖堤防はトイレが無いので、今回は妻はお留守番。
6時の出航との事、早めに行くとまだ真っ暗。
受付を済ませて、今回は初めての北防波堤に行ってみることにした。
前に来た時は、ガチのロックフィッシャーが多かったが、今回はたくさん投げ竿を背負った人が多い感じ。
カジカ、卵あるといいね
なんて期待しながら、船に乗り込む。
風はほぼ無風。
遠くの工場から真っ直ぐ立ち上る煙が朝焼けに浮かび上がる。
白鳥大橋も朝焼けをバックに
北防波堤に到着。
雰囲気最高
初めは足下でちっさいアブラコ。
カニをエサに足下に落としてみるが、反応はない。
投げ竿も出してと。
カジカ釣れないかなー
朝日が昇る
と、ワームをやってた子供に
おおー、ナイスカジカ。
「底をとって、つんつん誘ってフォール、次のつんつんの時に違和感とか重さ感じたらもう食ってるわ」
子供いわく
お年玉で買ったベイトフィネスのロッドは繊細で、細かい動きやアタリがよく分かる、こんなカジカでも、バットがしっかりしているのでぶち抜ける。
ほぉ、言うことが釣り人みたいですね。
上手、いっぱい釣れる。
お父さん負けずにいくつか釣ったぞ
カジカ祭りじゃ。
でも、アブラコが釣れない。
外海側ではガヤが。
内側もガヤがいるが外側程でない。
んー、カニ餌、だめなのかな。
そうだ、腹減った。
この唐揚げは、先週のアブラコ。
アブラコパワーで釣るぞ。
天気が良くて、風もなく、上着要らないな。
寒いだろうと、妻が持たせてくれた、手作りコーンスープ(お父さんが作ったんですが)は熱々で、汗だくでいただくことに。
イソメを付けて投げといた竿の鈴が少し鳴る。
離れていたお父さんは気づかない音。
子供がすかさずあわせると、竿がグンニャリ、ここは水深が結構あるので、なかなか上がってこなかった。
重い~
あと10mほどという所で横に走る、なんだろう?
立派なイシモチカレイ。
A面も撮影。
これは上等。おめでとう。
でも、カジカ以外はこれだけで、アブラコが出ない。
なんでかなー
カニ、サバ、ワーム各種、色々やってみたが、釣れるのはカジカばっか。
そんなこんなで帰る時間。
待ち時間にも追加。
迎えの船に乗る。
天気のいい釣り日和だったなー
最後尾のお客さんの竿に、子供の目が止まった。
「みて、落とし込みの竿だよ、カッコイイな。もしかして塩ジャケさんだったりしてね。あ、でもタモの色が違うなピンクじゃないよ。」
そうね。
船着場に到着、上陸すると最後尾のお客さんが、こちらを見ている。
「あのー、もしかしてブログやられてますか?」
あら、ついにこういう時がきたか。
「はい」
と答えると、その男性は、
そっと、
「失礼ですけど、チミとぺさんですか?」
「あ、はい、そうです、そちらは・・」
男性はニコッとして、静かに
「塩ジャケです」
うぇーっ?!!!
顔を見合わせる親子。
マジかー!うわーここでお会いできるとは、感激!
子供をみて気づいてくれたそうで、嬉しそうな子供。
なんだかこういうの初めてなので、どうしていいか分からす、とりあえず、釣れましたか?
と聞くと、
「今日はアブラコ12本かな」
ひぇー、さすが!
居たのねアブラコ。
上陸すると、お仲間の方が二人いらしたようで、お邪魔しちゃいけないと、
「またいつかどこかでお会い出来るといいですね」
と挨拶して駐車場へ。
思いもよらぬ展開だったが、びっくりしたね、もっとお話ししたかったねと、興奮気味に子供と喋りながらお片付け。
腹減ったな。
ガッチリと食べるならここかな。
ファミリーレストラン若鶴
0143-27-3141
https://maps.app.goo.gl/ci46MMUGSraR1TaK8
昔、初めての部下となったKちゃんがオススメしてくれたお店だ。
カツカレーラーメンを食べた記憶。
今日はこれだ
麺が太くて、コクのあるカレーにマッチ。
メンマは自家製なのかな、歯ごたえがいい。
鶏タレカツ丼、このタレ、好きだなーと子供。
新潟のタレカツ丼に似てる。
満腹で、ごちそうさま。
体が熱くなったので、
季節外れにアイスをたべながら、
L型埠頭をチラ見して帰宅。
イシモチカレイは、48cm、カジカは25~40cmくらいが9匹。
カレイは子持ちだった。
卵と半身は煮付けにして、半身は刺身で美味しくいただいた。
カジカ祭りの始まりは、やっぱり鍋。
残念ながらどの魚もたまご無し。
もう産卵後だったんだね。
それで荒食いって訳か。
少し刺身にしてみたら、甘くてウマーい。
でもやっぱり鍋。
シメは雑炊で一致。
満腹でごちそうさま。
寒くなる季節、温まる鍋はありがたい。
翌日、
3匹捌いて、壮瞥のりんごといっしょに、じじばばに郵送。
鍋食べてくれるかな。
ウチもあと2回くらい鍋できるかな。
素敵な出逢いもあったカジカ祭りの今日一日は、忘れられない一日となった。
この日記は、子供が大きくなってからも、家族の思い出を振り返ることができるよう、記録し始めた。
数少ない信頼できる友人や、親族に近況を知らせることができる有効なツールでもあると考えていた。
だがこうして、ブログを通じて未知の釣り人と知り合えることができて、家族の釣りだけでは知ることの出来ない、新しい子供の釣りの世界が広がるとうれしい。
(声をかけて頂いた塩ジャケさま、素敵な出逢いをありがとうございました。またどこかでお会い出来ると嬉しいです。)