まさかの道道通行止めにより、ひょうたん沼へのルートが閉ざされた。
まずは、道道の管理者に電話で状況を確認だ。
オクルシュベゲートの通行止めについて確認すると、やはり昨晩の雨で道路に損傷が無いか点検中とのことで通行止め。
んー仕方ないな。丁寧に答えてくれた土現の職員さん、ありがとう。
もしかすると、損傷が無く、すぐに開通するかも知れない。
淡い期待をもって、少し時間を潰そう。
宿泊した際に、阿寒湖畔で使えるクーポンを3,000円分もらっていた。
一日中釣りをしていれば、無駄にしてしまうところだったが、使えるタイミングができた。
気になっていたパン屋さんへ。
Pan de Pan - パン・デ・パン -
0154-67-4188
https://maps.app.goo.gl/KhcJoDMAj1MfzzCk9
開店と同時に入店、一番乗り。
雰囲気ある店内。
(撮影許可を頂きました)
お昼ご飯にと、惣菜のパンや、カレーパンなどを購入。
おっと、以前に子供が友達のおうちで戴いておいしかったというマリトッツォもあるぞ。
しかも我が家で流行りのレモンだ。
しめて1,000円ちょっと。クーポン1枚を使ったぞ。
まだ時間があるので、ここもチェックだ。
阿寒湖畔エコミュージアムセンター
0154-67-4100
https://maps.app.goo.gl/rnupcTacnjFKjGAL8
なかなか手の込んだ施設。
ヒメマス
イトウさん。
そして、マリモ。
そういや初めて見るね、マリモ。
マリモッコリって昔あったけど最近見ないな。
床面が空撮写真になっていて、ひょうたん沼の説明もあった。
通行止め解除になったかな。
小一時間経ったので、土現に再度電話。
・・しかし、残念ながら一部崩れた箇所があり、少なくとも今日の解除はないことがわかった。
今日は諦めざるを得ない。
そして、これからどうしようか。
ちょうどミュージアムの隣に神社があったので、神頼み。これからの計画変更、うまくいきますように。
そして遊漁券の払い戻しにフィッシングランド阿寒へ。
通行止めになっているのにライセンス売ってんじゃねーよ。
この店員はやる気無いな。
もうここでは買わない。
よし、計画変更だ。
んー、屈斜路湖行こう。この暑さじゃ余り期待できないが・・インレットに入れれば釣りになるかな・・。
元々の予定では、今日のひょうたん沼の後、本別で一泊して川釣りしたあとそのまま帰る予定。
しかし、協議の結果、ひょうたん沼をそう簡単に諦めきれないので、翌日の解除を期待して今晩は阿寒湖畔キャンプ場で一泊しようということに。
最終日の本別を捨てて、ひょうたん沼に賭けよう。
とりあえず天気は良い。
そうと決まれば行ってみよう。
さぁ、マリトッツォ食べてテンション上げよう。
観光もするぞ。ペンケトーとパンケトーだ。
むかし、屈斜路湖に釣りに来たとき、地元の人が言っていたな。
「ペンケトーとパンケトーにはバカでかいニジマスが居るが、林道は崩れていてオフロードバイクで無ければ行けない。熊もバカでかいのが居る。」
今はどうなっているんだろう。
懐かしい。
屈斜路湖を目指す道中も、酷暑だ。
道路を走っていると、前方に蜃気楼が見える。
「逃げ水って知っているかい?」
蜃気楼でゆらゆらと直線の道路の先が濡れているように見える。
けれどその先へ行っても濡れてはいない。
蜃気楼で実際の位置より下にものがあるように見える。
前方に車が走っていれば、実像と、その下の路面にも車の像が見えるので、濡れた路面に映っているように見える。
実物で説明する事ができた。
これも旅の醍醐味。
そうこうしているうちに、屈斜路湖に到着。
お目当てのインレットには車が無かった。
行ってみよう。
風が無く、湖面は鏡。
透明度高く、釣れる気がほとんどしない。
ていうか水温が温水プールのようだ。
一方、インレットの流れ込む水は痛いほど冷たい。
魚が集まっていないかなと思ったら、足下にカジカが。
動きがトロいのか?すぐに捕まった。
でかっ
まだまだ足下には生き物がいっぱい。
出た、ウチダザリガニ。
でけーな。
しばらく、ザリガニ捕りタイム。
魚はぜんぜん釣れまへん。
一時、通り雨があり中断し、別のインレットへ。
痛いほど冷たい川水との気温差で湯気が。
幻想的な光景だった。
「ウチダザリガニって食べられるよね」
食べましょう。たくさん捕ったもんね。
生き物がなんだか急においしそうな食材に見えてくるから不思議。
いちおう調べると、この外来種は移動させると罰金刑。
家に持って帰って全部食べるなら問題無かろう。
夕方、今一度、土現に通行止め解除の見通しについて確認をしてみた。
明日もまだ開通は難しいそうだ。
残念。
んー、そうだ、昔行ったことのある、屈斜路湖の近くのダムならカヌー釣りができるかも。
行けるなら、宿を屈斜路湖に変更して翌日ダムに行こう。
30分ほど走って、記憶を頼りにダムに向かったが、昔は無かった鉄柵が。。
ダメだね。
日没が迫り、とりあえずは屈斜路湖のキャンプ場で一晩過ごそうと、和琴のキャンプ場へ。
えぇーすごい値上げ。みんなで一泊2,800円も?
しかもトイレの前しか空いてない。
こりゃダメだ。
「受付は18時までなんですよ(いま17:40)もし良かったら砂湯にもキャンプ場があるからそちらも見てみたら?」
との事で砂湯まで走る。
新しくできたのか、今どきの雰囲気のキレイなキャンプ場になっている。
値段はなんと、4500円だ。
マジかよ。
ワンタッチテントで寝るだけの我々には高すぎる。
よし、どうせダムもダメだし、屈斜路湖に泊まる必要は無い。
無料の阿寒湖畔キャンプ場でいい。
今回はカヌー釣りを諦め、明日の目的地は本別の川釣りにマトを絞ろう。
やれやれ、暗くなるまで迷走しまくって、みんな腹ペコだ。
まずは腹ごしらえだ。
風呂も入りたい。
洗濯もしないと着替えが厳しい。
弟子屈で夕飯、風呂に入ってる間にコインランドリーで洗濯の作戦。
うまくいくかな。
その5へつづく