チミとぺ日記

北海道在住のある家族のあそびや体験を記録した日記(当ブログではアフィリエイト広告を掲載しています)

屈斜路湖の釣り

2019年、10連休のGWは前半の四国釣り旅行を終え、後半は家族と離れ、釣り仲間と屈斜路湖ニジマス釣りに出掛けた。

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四国からの帰りのフェリーは5/3の夜に小樽に着き、札幌に着いてから満載だった車の荷物を片付けて、今度は屈斜路湖用のフローターとフライフィッシングの道具を積み込む。
準備完了。

5:30に札幌市内の釣り仲間を迎えに行き、昼前に屈斜路湖に到着予定。うっかり二度寝して30分遅れで出発した。

屈斜路湖は約10年前に函館の釣り仲間とよく通った。当時はフローターではなく立ち込みでニジマスを狙っていた。
フライフィッシングを始めた頃で、色々とレクチャーを受けながら、なかなか釣れない中で一心不乱に暗くなるまで、ターンオーバーだけを意識して不器用なキャストを繰返してはストリーマーを引っ張った。
真っ暗になってから、ギンピカのニジマスを一本かけることができた。40cm位だったと思う。
嬉しかった。魚体の美しさに魅了された。

フローターを持って行くようになり、50オーバーが何本も釣れたこともあった。汎用性の高いマラブーのストリーマーもここで完成した。
茶色のずんぐりしたシルエットのフライは、ゴダッペと言われるウキゴリに色と大きさ、シルエットが
たまたま合っていた。当時、地元に勤めていた先輩が教えてくれた。
先輩は現在は屈斜路湖畔でフライショップを営んでおり、屈斜路湖の魚の補食対象である昆虫や小魚を採取し、時季に合ったフライを作り、研究している。
フライフィッシングの本質、魚がいま何を食べているのか、それにマッチしたフライで魚を釣る。
理想的なフライフィッシング
しかし普通の人は叶わない。経験と時期的なパターン等から「似たようなもの」をいくつかストックし、当たりパターンを見つける。
本来は逆。
魚はいま何を食べているのか、それに合ったフライを用意して、その虫(あるいは魚等)が出ている時季(時間帯)に、狙って釣る。

でも現実はそんなに贅沢に時間を取れないので、限られた日程で、限られた手持ちのフライで挑むことになる。釣れればもちろんうれしいが、ストイックに本質に迫ってみたい。

さて、順調に弟子屈町に着き、フライショップ チニタに寄った。最近、ワカサギが産卵のためインレットに寄っているとのこと。ヤゴやガガンボの幼虫も水中で補食されているとのこと。
ワカサギとヤゴ?のフライを2つずつ購入した。
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午後から先攻していた仲間と合流し、フローターを準備して夕方まで釣ることに。
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天気は最高、気温も高く25℃くらいありそう。でも水は冷たく、ネオプレンでも痺れてくる。風がなく水も透き通っており、厳しい状況だったが運良く、ニジマスをキャッチすることができた。
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サビの入ったオスだった。コンディションはこれからと言うところだろうか、それでもパワフルで、なかなか寄って来なかった。うれしい一尾だった。
仲間もアメマスをキャッチ。
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だがこれで今日は上がることとなった。
夕焼けがきれいだった。
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今回は、川湯のホテルパークウェイに宿を取った。
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すぐ背後には硫黄山。素泊一泊5千円だった。
温泉に入り、フクハラで買った夕食で軽く宴を楽しみ、翌朝の釣りに期待して早めに就寝した。

翌朝も快晴、暖かいというよりは暑い。無風で、コンディションは厳しめ。
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今回は景色の写真だけ。
仲間がサクラを一本かけた、それっきりだった。

お昼に上がって、弟子屈町の釧路圏摩周観光文化センター内のレストラン摩周でランチを食べて、帰路へついた。
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今回は令和の一発め、誕生日を跨ぐ釣行だったが、家族の理解もあり、天気も良く、大きい魚も釣れて、大満足と言える釣り旅だった。

今年は子供にフライを経験させようと思う。
本質も大事だが、まずは楽しんでもらいたい。そう、楽しむことが第一だ。

そうそう、お土産を家族に買っていった。昔からあるよね。
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まんじゅうというよりは、お焼きみたいで美味しいんだけどね。結局食べてるのは私のみ。
今度はお土産は、ペナントにしようかな。


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